「最近、背中を伸ばすとバキバキ音がする…」というあなたへ
年齢を重ねると、体のあちこちに変化が起きますが、特に顕著なのが「背中のこわばり」や「動かすとバキバキ鳴る」といった現象です。痛みが伴わなければ放置しても問題ないと思われがちですが、実はそれ、体の危険信号かもしれません。
🗣️あすか「えっ、背中が鳴るのって危ないの? ただの“歳のせい”じゃないの?」
バキバキ音の正体は?
● 関節の気泡破裂(キャビテーション)
関節内の滑液中に発生した気泡が破裂することで「ポキッ」という音が出る現象。生理的なもので、痛みがなければ問題はありません。
● 背骨・椎間関節の変性
加齢により背骨のクッション(椎間板)がすり減り、動きがぎこちなくなります。これにより摩擦音や関節のひっかかり音が生じます。
● 筋膜・靭帯の癒着
長年の姿勢不良により、筋膜や靭帯が“貼りついた”ようになり、動かすたびに音を立てて剥がれている可能性があります。
なぜ背中がこわばるのか?
長時間の座位・姿勢不良
長時間のデスクワーク、前傾姿勢、猫背は、背中の筋肉に常時ストレスを与えます。
運動不足
現代生活は前面(胸・腕)ばかりを使い、背中は放置されがち。動かさない筋肉は硬くなるのが自然です。
ストレス・自律神経の乱れ
精神的ストレスは交感神経を刺激し、筋肉を緊張状態に固定してしまいます。
加齢による筋膜の乾燥
年齢とともに筋膜の水分量が減り、滑走性が低下し、こわばりやすくなります。
特にトレーダーに多い“背中こわばり”の理由
● 長時間のチャート監視で動かない
まあこればっかりは避けられませんね。見てないと機会損失が。
● 極度の緊張とストレス
ポジションを持っている時間は交感神経が常に高ぶり、背中が固まりやすくなります。
● モニターによる前傾姿勢
姿勢が崩れ、肩甲骨が広がり、背中の深層筋が機能しなくなります。
🗣️ あすか「じゃあ、トレーダーってだけで背中カチカチ確定じゃん!」
背中バキバキを解消する5つのエクササイズ
キャット&カウ(脊柱全体の可動性)
四つん這いになり、背中を丸める→反らすを交互に。
胸椎回旋ストレッチ
横向きに寝て、上の手を体をねじりながら反対側へ広げる。
肩甲骨はがし
両手を前に伸ばし、前後に肩甲骨を「寄せる・広げる」を繰り返す。
壁スクワット
壁に背をつけてスクワット。背中の正しい位置を再教育。
フォームローラーで筋膜リリース
背中にフォームローラーをあてて前後に動かす。
習慣化のススメ:毎日5分の背中解放ルーチン
- 朝起きた直後にキャット&カウ
- デスクワーク中に1時間に1回、肩甲骨ストレッチ
- 寝る前にフォームローラーで背中ほぐし
結論:背中は「放置すると老化が進行」
バキバキ鳴るのはただの老化ではなく、“SOS”のサイン。トレーダーやデスクワーカーは、意識的に背中を動かす生活に切り替えるだけで、驚くほど体が軽くなります。
🗣️ あすか「5分でスッキリするなら、毎日やるのもアリかも!背中って、もっと大事にしなきゃだねっ♪」
📝 筋膜、神経、関節、すべては「動かすこと」で活性化する
老化を止める唯一の方法は、「止めないこと」。さあ、今この瞬間から、背中を動かす習慣を始めましょう。
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