WTI原油の在庫統計(水曜EIA)をトレードに落とし込む:需給ショックの“癖”を利益に変える方法

商品・コモディティ

原油は「ニュースで動く」代表格ですが、動き方には型があります。特に毎週水曜日(米国時間)に公表されるEIA(米エネルギー情報局)の週間石油統計は、WTI(NYMEX原油先物)の短期ボラティリティを一気に引き上げる“需給ショック”の起点になります。ここを単なる博打にせず、統計の構造と市場の反応パターンを分解し、再現性のある手順に落とし込みます。

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  1. WTI在庫統計とは何か:数字の正体を知らないと負ける
    1. “原油在庫”はCushingとその他で意味が違う
    2. “在庫変化”の背後は3つ:生産・輸入・精製稼働
  2. マーケットが見ているのは「予想との差」:コンセンサスを中心に考える
    1. サプライズの“強さ”はボラに対して相対で測る
  3. なぜ水曜に荒れるのか:時間軸と参加者の構造
    1. 典型的な3フェーズ
  4. 勝てる人がやっている「仕込み」と「当日の手順」
    1. 前日〜当日午前:3つの背景データを押さえる
    2. 発表10分前:トレードを“しない条件”を先に決める
  5. 具体的なトレード設計:初動ではなく“反転確認”を取る
    1. パターンA:初動が否定される“フェーズ2逆流”を取る
    2. パターンB:フェーズ3のトレンド確定に乗る
    3. パターンC:数字が弱いのに下がらない“悪材料出尽くし”
  6. リスク管理:統計日にやってはいけないこと
    1. 逆指値なしの勝負
    2. ナンピンでの平均単価下げ
    3. スプレッド拡大の瞬間に成行
  7. 銘柄・商品別の落とし込み:個別株・FX・ETFにどう波及するか
    1. エネルギー株(米国メジャー、E&P、サービス)
    2. ドル円・資源国通貨
    3. 原油ETF・CFDの注意点
  8. 初心者向け:一番安全で再現性が高い練習メニュー
    1. ステップ1:発表後30分の値動きを“毎週メモ”する
    2. ステップ2:初動を絶対に取らず、フェーズ2か3だけ触る
    3. ステップ3:同じルールで10回だけ小ロット検証
  9. まとめ:在庫統計は“数字”ではなく“構造”を取るゲーム
  10. もう一段深く:API統計とEIA統計の“ズレ”を利用する
    1. ズレが出やすい週の特徴
    2. 実戦の読み方:APIは“方向”ではなく“ポジションの偏り”を見る
  11. プロはここも見る:先物カーブ(コンタンゴ/バックワーデーション)と在庫の関係
    1. 初心者向けの見方
  12. オプション視点:統計前後のIV(インプライド・ボラ)と“ガンマ地帯”
    1. 実務的な使い方
  13. 季節性:同じ在庫でも反応が違う“時期”を知る
    1. ざっくりカレンダー
  14. ケーススタディ:同じ「在庫減」でも負ける例・勝てる例
    1. 負け例:原油在庫大幅減=即ロングで飛び乗り
    2. 勝ち例:初動を見送り、矛盾を確認してショート
  15. チェックリスト:発表後に見る順番(これだけで精度が上がる)
  16. よくある質問:初心者がつまずくポイントを先回りで潰す

WTI在庫統計とは何か:数字の正体を知らないと負ける

まず「在庫が増えた=下落、減った=上昇」という単純図式だけで入ると負けやすいです。市場は“在庫の内訳”と“需給の物語”に反応します。EIAの週間統計では、原油在庫だけでなく、ガソリン在庫、留出油(ディスティレート)在庫、精製稼働率、輸入量、国内生産量、そして需要側の指標(製品供給量=product supplied)が同時に出ます。WTIは原油そのものですが、短期の価格は製品(ガソリン・留出油)の需給や精製所の稼働事情に引っ張られることが多い。ここが盲点です。

“原油在庫”はCushingとその他で意味が違う

WTIの受渡し地点はオクラホマ州クッシング(Cushing)です。したがって、全国の原油在庫よりもCushing在庫の変化が短期的なWTIに効きやすい局面があります。たとえば全国在庫が増えていても、Cushingが大きく減れば、受渡し逼迫のイメージが先行してWTIが反発することがある。逆もあります。EIA統計の本文ではCushingに触れられるので、原油在庫のヘッドラインとセットで必ず確認します。

“在庫変化”の背後は3つ:生産・輸入・精製稼働

原油在庫の週次変化は、ざっくり言うと「国内生産」「輸入」「精製所の処理量(稼働率)」の組み合わせで決まります。ここを見ずに“在庫増減だけ”を見るのは、損益計算書を見ずに株価だけを眺めるようなものです。例えば在庫が増えたとしても、輸入が一時的に増えただけなら「来週は反動で減るかも」という読みが立ちます。反対に、生産が増えて在庫が積み上がるなら、供給過剰の継続として売られやすい。稼働率が落ちて在庫が増えたなら、製品在庫やマージン(精製利ざや)もセットで見ないと誤判定します。

マーケットが見ているのは「予想との差」:コンセンサスを中心に考える

統計トレードは“絶対値”より“サプライズ”です。市場には事前予想(コンセンサス)があります。EIAの発表で「予想より増えた/減った」が価格反応の第一波を作ります。したがって、事前に“予想”を把握しないと、値動きの理由を後追いで解釈するだけになります。初心者がやるべき最低限は、発表前に「原油在庫」「ガソリン在庫」「留出油在庫」の予想を1行でメモし、発表後に差分(実績−予想)を計算することです。

サプライズの“強さ”はボラに対して相対で測る

同じ「在庫−300万バレル」でも、市場が平常時か危機時かで反応は違います。ここで役立つのが直近の平均的な値動き(ATRや過去数回の発表後レンジ)です。発表後15分の平均レンジが例えば0.8ドル程度の相場で、今回の初動が1.6ドル動いたなら「通常の2倍のショック」と見なせます。逆に“数字は派手だが値動きが小さい”なら、市場はすでに織り込んでいる可能性が高い。数字より値動きを信じます。

なぜ水曜に荒れるのか:時間軸と参加者の構造

原油市場にはヘッジャー(産油国・精製業者・航空会社)、マクロ投資家、CTA、短期の裁量、HFTが混在します。EIAの瞬間は、HFTがヘッドラインを機械的に読んで初動を作り、その後に裁量勢が内訳を読み直して“第二波”を作り、さらに大口のポジション調整で“第三波”が出ます。初心者が初動で勝とうとすると、最速組に踏まれます。勝ち筋は「初動を見送って、二段目・三段目を取りに行く」設計にあります。

典型的な3フェーズ

フェーズ1(0〜30秒):ヘッドライン(原油在庫)だけで瞬間的に動く。スプレッドが広がり、指値が刺さりにくい。
フェーズ2(30秒〜5分):ガソリン・留出油・稼働率・生産・輸入が読み込まれ、初動が否定される“逆流”が起きやすい。
フェーズ3(5〜60分):チャート勢(ブレイク・VWAP・前日高安)とポジション調整が合流し、トレンドが確定しやすい。

勝てる人がやっている「仕込み」と「当日の手順」

統計はギャンブルに見えますが、勝てる側は前日から準備します。ここでは個人投資家が現実的に実行できる“軽量”なプロセスに絞ります。

前日〜当日午前:3つの背景データを押さえる

①原油の短期トレンド:前日高安、直近のレンジ上限下限、20日移動平均など。統計は方向を決める“火種”で、燃える方向は地形(チャート)で決まります。
②精製マージン(クラックスプレッド)の雰囲気:ガソリンや留出油が強い週は、精製稼働が上がりやすく原油が引き締まりやすい。弱い週は稼働が落ち在庫が積み上がりやすい。
③米ドルと米金利の地合い:原油はドル建て資産なので、ドル高局面は上値が重くなりやすい。統計の上昇反応が伸びない日は大体ここに理由があります。

発表10分前:トレードを“しない条件”を先に決める

初心者が最初に作るべきはエントリー条件ではなく撤退条件です。例えば「発表直後1分間は成行禁止」「スプレッドが平常時の2倍以上なら見送り」「前日からの重要イベント(FOMC等)直後は統計の信頼度が落ちるのでロット半分」など、ルールで自分を縛ります。統計は一撃で資金を削るので、守りの設計がない人は退場します。

具体的なトレード設計:初動ではなく“反転確認”を取る

ここからが実務(=実際の手順)です。おすすめは「初動ブレイクに飛び乗らず、戻り(または押し)で入る」こと。理由は単純で、初動は誤報(読み違い)と流動性低下で最も不利だからです。

パターンA:初動が否定される“フェーズ2逆流”を取る

例を作ります。市場予想:原油在庫−150万、ガソリン±0、留出油−50万。実績:原油在庫−400万(強い)、しかしガソリン+350万、稼働率低下。
ヘッドラインだけ見るとWTIは上に跳ねます。しかし内訳は「製品が積み上がり、精製が弱い=需要が弱い」可能性が高い。この時に起きやすいのが、初動上げを数分で全戻しする逆流です。
入る場所は、初動高値を更新できずに失速し、VWAPや直近の1分足サポートを割れたところ。損切りは初動高値の少し上。利確は発表前レンジの下限や前日安値まで。勝ち方は“方向の読み”ではなく、“初動の矛盾を見抜く”ことです。

パターンB:フェーズ3のトレンド確定に乗る

初動が否定されず、そのまま伸びる週もあります。その場合は5〜15分待って、重要な価格帯(前日高値・直近レンジ上限・キリ番)を出来高を伴って抜けたのを確認してから入ります。統計の日は「抜けたら走りやすい」が、偽ブレイクも多い。だから“確定”を待つ。エントリーが遅くても、走る日はそれでも取れます。

パターンC:数字が弱いのに下がらない“悪材料出尽くし”

原油在庫が予想以上に増えても、価格が崩れない週があります。例えばOPEC関連の供給不安や地政学リスクで買いが厚い週です。このときは、統計は「売り材料のテスト」です。悪い数字で下がらないなら、売り方が踏まれ、上に走る条件が整います。
手順はシンプルで、発表後に一度下げて戻し、発表前の価格帯を回復したらロング。損切りは発表後安値割れ。利確は次の抵抗(前日高値、週足レジスタンス)。この“下がらない”という事実は、数字より強いシグナルです。

リスク管理:統計日にやってはいけないこと

統計はリターンの期待値よりも、分散(ブレ)が問題です。資金が小さい個人ほど、1回の事故で回復不能になります。やってはいけないことを明確にします。

逆指値なしの勝負

スリッページがあるから逆指値は無意味、と言う人がいますが、逆指値がない方が無意味です。滑る前提で“許容損失”を決め、ロットを落とします。統計は「当たるか」より「外した時に死なないか」です。

ナンピンでの平均単価下げ

統計は一方向に走ると止まりません。ナンピンは最悪の相性です。やるなら事前に「最大2回まで」「合計損失○%で撤退」と決め、機械的に実行します。決めないナンピンは破滅のスイッチです。

スプレッド拡大の瞬間に成行

発表直後は板が薄く、成行は期待価格から大きくズレます。初心者ほど「最初に乗り遅れたくない」心理で高値掴み・安値投げになります。初動は見送りが基本です。

銘柄・商品別の落とし込み:個別株・FX・ETFにどう波及するか

WTIの在庫統計は原油先物だけのイベントではありません。波及の読みで“二次的なチャンス”が出ます。

エネルギー株(米国メジャー、E&P、サービス)

原油が急騰した週は、E&P(採掘)や油田サービスが連動しやすい一方、精製株はクラック次第で逆方向に動くこともあります。統計で「製品在庫が減って精製マージンが良い」パターンなら精製株も強い。逆に「ガソリン在庫が積み上がる」なら精製株は重い可能性がある。個別株は原油だけでなく“製品”を見ると精度が上がります。

ドル円・資源国通貨

原油高は一般にインフレ期待やリスク選好の文脈でドルや資源国通貨に影響します。ただし短期では「米金利がどう動くか」が上位要因です。統計で原油が上がっても米金利が低下する局面ではドルが弱くなることもあります。為替で触るなら、原油単体ではなく米金利の同時反応をセットで観察します。

原油ETF・CFDの注意点

ETFは先物のロール(限月乗り換え)でコストが出ます。短期トレードなら許容できますが、中期保有で“なぜか伸びない”の原因になります。また、CFDはスプレッドとスワップ(調整金)が効きます。統計の瞬間だけ取りたいなら、普段から約定品質が安定している業者・商品を使うのが前提です。

初心者向け:一番安全で再現性が高い練習メニュー

いきなり実弾で統計に突っ込むのは非合理です。練習は次の順でやると上達が速いです。

ステップ1:発表後30分の値動きを“毎週メモ”する

「予想」「実績」「差分」「初動方向」「30分後の方向」「その理由(内訳のどれが効いたか)」を1枚にまとめます。10週やると、自分の脳内にパターン辞書ができます。ここが土台です。

ステップ2:初動を絶対に取らず、フェーズ2か3だけ触る

初動を取らない縛りを入れると、負けが激減します。勝つために取引回数を増やすのではなく、負け筋を消します。最初は「発表後5分経過してからしか注文しない」で十分です。

ステップ3:同じルールで10回だけ小ロット検証

例えばパターンA(逆流)だけに限定して10回実行し、勝率と平均損益比(R)を計測します。勝率が低くても損益比が高ければプラスになります。重要なのは、感想ではなく数字で判断することです。

まとめ:在庫統計は“数字”ではなく“構造”を取るゲーム

WTIの在庫統計は、単純な増減当てでは勝てません。ヘッドライン→内訳→価格帯の順で読み、初動を見送り、矛盾(逆流)や確定(ブレイク)を取る。これが個人投資家が最も現実的に勝ちやすいアプローチです。毎週同じフォーマットで記録し、パターンを蓄積すれば、統計は怖いイベントではなく“定期的に来る収益機会”に変わります。

もう一段深く:API統計とEIA統計の“ズレ”を利用する

水曜のEIAの前に、火曜(米国時間)にAPI(米石油協会)の週間統計が出ます。APIは民間調査で、EIAと数字がズレることが珍しくありません。初心者は「APIがこうだったからEIAも同じだろう」と決め打ちしがちですが、ズレるからこそチャンスがあります。市場はAPIを“先行ヒント”として使うため、APIの後にポジションが偏ります。EIAがAPIと逆方向に出た瞬間、偏ったポジションの巻き戻しで動きが増幅します。

ズレが出やすい週の特徴

①祝日を含む週:物流や精製スケジュールがズレやすく、調査捕捉が乱れます。
②輸入が急変した週:タンカー到着タイミングで週ズレが発生しやすい。
③ハリケーンや寒波などの天候要因:港湾・精製所・パイプラインの稼働が非連続になります。

実戦の読み方:APIは“方向”ではなく“ポジションの偏り”を見る

APIが強烈な減少(例えば−800万)を出した場合、市場はEIA前にロングを積みやすい。ここでEIAが−200万程度の減少に留まると、「減ったけど期待ほどではない」という失望で売られます。逆に、APIが増加だったのにEIAが大幅減少なら、ショートが踏まれて上昇が加速します。つまり、APIはEIAの正解を当てる材料ではなく、EIA当日に“踏みが起きる方向”を推測する材料として使う方が再現性が高いです。

プロはここも見る:先物カーブ(コンタンゴ/バックワーデーション)と在庫の関係

原油は在庫が余るとコンタンゴ(先の限月が高い)になりやすく、在庫が逼迫するとバックワーデーション(近い限月が高い)になりやすいという性質があります。EIAの数字が出た後に「限月間スプレッドがどう動くか」を見ると、ヘッドラインより深い需給情報が取れます。

初心者向けの見方

難しい計算は不要です。「近月−次限月」が発表後に拡大するなら、足元の需給が締まっている(逼迫気味)可能性が高い。逆に縮小するなら、足元が緩んでいる(余剰気味)可能性が高い。価格が上がってもスプレッドが拡大しないなら、上げは短命になりやすい。価格が下がってもスプレッドが縮小しないなら、下げは買い戻されやすい。こういう“裏の温度計”を持つと、ダマシを減らせます。

オプション視点:統計前後のIV(インプライド・ボラ)と“ガンマ地帯”

WTIはオプション市場も厚く、統計前には短期IVが上がりやすい。統計後にIVが急低下(ボラティリティ・クラッシュ)すると、方向が合っていても利益が伸びないことがあります。現物やCFDしか触らない人でも、オプションの「どの行使価格に建玉が集中しているか」は“磁石”として機能することがあるので知っておくと得です。

実務的な使い方

統計前に「直近のキリ番(例:80ドル)付近で上下に何度も跳ね返される」場合、そこにオプション建玉が厚い可能性があります。統計で一度抜けても、ガンマのヘッジフローで戻されることがある。したがって、キリ番を抜けた直後に追うより、「抜けて定着したか(5〜15分後に再テストして耐えたか)」を待つ方が安全です。

季節性:同じ在庫でも反応が違う“時期”を知る

原油は季節性が強い商品です。春〜夏はドライビングシーズンでガソリン需要が増えやすく、秋は精製所メンテで稼働が落ちやすい。冬は留出油(暖房需要)の比重が増えます。つまり、どの在庫項目に市場が敏感になるかが季節で変わります。

ざっくりカレンダー

春〜夏:ガソリン在庫と精製稼働に注目。ガソリンが減れば原油も強くなりやすい。
秋:精製所の稼働率低下が起きやすく、原油在庫が増えても“季節要因”で片付けられることがある。
冬:留出油在庫が重要。寒波で留出油が減ると、原油より製品主導で価格が動くことがあります。

ケーススタディ:同じ「在庫減」でも負ける例・勝てる例

ここでは、ありがちな誤解を“負けパターン”として明確化します。

負け例:原油在庫大幅減=即ロングで飛び乗り

ヘッドライン−600万を見て成行ロング。直後に一瞬上がるが、ガソリン在庫+500万、稼働率低下、生産増加が判明し逆流。スプレッド拡大で高値掴みになり、損切りが遅れて大きく負ける。これは「数字を読んだつもりで、実は1項目しか見ていない」典型です。

勝ち例:初動を見送り、矛盾を確認してショート

同じ数字でも、発表後の高値更新が止まり、VWAPを割れ、戻りが浅いのを見てショート。損切りは初動高値の少し上に置き、利確は発表前レンジ下限まで。値動きの“構造”を取りに行くので、読み外しでも損失が限定され、当たれば伸びる。個人投資家が真似すべき型はこちらです。

チェックリスト:発表後に見る順番(これだけで精度が上がる)

統計の瞬間は焦ります。だから順番を固定します。
1)原油在庫:実績と予想の差。
2)ガソリン在庫:予想差が大きいか。
3)留出油在庫:季節性を踏まえた重要度。
4)精製稼働率:上がったか下がったか。
5)国内生産・輸入:在庫変化の原因を推定。
6)Cushing在庫:WTIに直結する締まり具合。
7)価格反応:初動が継続か否定か。
8)重要な価格帯:前日高安、レンジ上下限、キリ番、VWAP。

よくある質問:初心者がつまずくポイントを先回りで潰す

Q:在庫が減ったのに下がるのはなぜ?
A:予想より減らなかった、製品在庫が積み上がった、稼働率が落ちた、ドル高や金利上昇でリスク資産が売られた、など複合要因です。在庫は一要素で、価格は合成です。

Q:結局、どの項目が一番大事?
A:地合いで変わります。平常時は原油在庫とCushing、需要期はガソリン、冬は留出油、精製所トラブル週は稼働率。だから「順番で全部見る」方が安全です。

Q:発表は毎週同じ時間?
A:基本は同じですが、祝日などでズレることがあります。取引するなら事前に経済カレンダーで時刻を確認し、ズレた週は無理に触らない方が良いです。

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