平均足のトレンド継続性で抜く:需給イベントを利益に変える実践ガイド

投資戦略

※本稿は教育目的の情報提供であり、投資成果を保証しません。市場には元本割れリスクがあります。

この記事は、特定の銘柄や通貨、暗号資産の売買を推奨するものではありません。ただし、マーケットで「再現性のある歪み」が発生しやすい局面を、初心者でも運用できる形に分解し、エントリー・エグジット・サイズ管理まで落とし込みます。狙うのは「当てもの」ではなく、需給・ルール・時間帯が作る歪み(フロー)です。

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全体像:需給イベントは「仕組み」を読めば勝ち筋が見える

今回のテーマ:平均足のトレンド継続性:スイングトレードの軸

相場はニュースやファンダメンタルだけで動くわけではありません。指数連動・パッシブ・デリバティブ・規制・決済といった「仕組みの都合」で、買わざるを得ない/売らざるを得ないフローが発生します。個人投資家が勝ちやすいのは、巨大資金の意思決定よりも「ルールに縛られた強制売買」を先に読む局面です。

このテーマで“優位性”が生まれる理由

テクニカルは当たり外れがあります。ただし、初心者でも勝ち筋が出やすいのは、多くの参加者が同じ価格を意識する局面に限定して使うことです。具体的には、レジサポ(節目)・高値安値・ギャップ・バンド収縮など、注文が溜まりやすい場所で「損切り注文」「逆指値」「利確」が連鎖し、短期の歪みが出ます。

初心者がやりがちな失敗:まず避けるべき地雷

この手のテーマは「知った瞬間に勝てる」ものではありません。失敗パターンはほぼ固定です。

①ニュースを見て成行で飛び乗る:フローのピーク(最も不利な価格)を掴みやすい。②損切りが遠い:イベントは逆に振れて戻ることが多く、耐えられない。③サイズが大きい:想定外のボラで一撃退場。④理由が曖昧:『なんとなく強そう』は、検証できず改善できない。⑤持ち越しの理由がない:イベントが終わったのに惰性で保有し、利益を吐き出す。

このテーマを“戦略”に落とす:4つの設計図

勝ちやすい設計は、次の4要素を固定してから銘柄や通貨を選びます。

(1)発生条件:いつ発生するか(日時・条件・閾値)。(2)フローの方向:誰が買う/売るのか(指数、ヘッジ、追証、裁定解消)。(3)執行の癖:成行か、引けか、時間外か、分割か。(4)解消条件:いつ歪みが終わるか(イベント終了、ロール、指数確定)。

この4つが揃うと、方向当てではなく“タイミング当て”に変わります。初心者向きです。

具体的な実践手順:情報収集→銘柄選定→エントリー

Step1:カレンダーを作る
このテーマに紐づく「発生日時」をカレンダー化します。指数系なら公表日・実施日・引け執行の有無。マクロなら発表時刻。季節性なら月末月初・権利落ち・祝日前など。“いつ起きるか”が曖昧な戦略は、実質ギャンブルです。

Step2:候補の“流動性フィルタ”をかける
初心者は、出来高が薄い銘柄やスプレッドが広い商品を避けます。目安は、板が常に厚い、約定が滑りにくい、ストップが刺さる流動性があること。ボラが魅力でも、執行で負けると期待値が壊れます。

Step3:事前の偏りを測る
フローが出る前に、価格が既に動いていないかを確認します。具体的には、直近1〜2週間の上昇/下落、出来高の増減、信用残やOIの積み上がり、関連ニュースの連発など。『既に織り込まれている』なら、当日逆回転(出尽くし)になりやすい。

Step4:エントリーは“分割+条件付き”
イベント系は、想定より早く動く/遅く動くが普通にあります。そこで、エントリーを2〜3回に分け、価格条件(節目、VWAP、前日高安など)を決めて入ります。成行一発は、たまたま勝っても再現性がありません。

損切り・利確・建玉管理:勝率より“負け方”を設計する

初心者が最短で生き残るには、勝率よりも最大ドローダウンを抑える設計です。

損切り:価格ベース(直近高安割れ)+時間ベース(イベント後◯分/◯日で撤退)を併用します。イベントは「想定と違うなら早く逃げる」が鉄則です。
利確:目標価格(ギャップ埋め、前回高値、バンド上限)+分割利確。一部利確で心理を安定させ、残りはトレーリングで伸ばす。
サイズ:1回のトレードで口座の1〜2%を超える損失を許容しない。(レバ商品ならさらに小さく)

テーマ別:よく効く“型”を具体例で示す

テクニカルで初心者が再現しやすいのは、次の2型です。

型A:ギャップフィル(窓埋め)
好材料で窓を開けた後、翌日以降に利確で押されることが多い。窓の半値戻し〜埋め切りまでを“利確目標”にし、損切りは窓の上限/下限で明確化します。

型B:スクイーズ→放れ
ボリンジャーバンド収縮は、方向は不明でも“動く”確率が上がる局面。方向当てを避けるため、ブレイク後の押し目/戻り(2回目のチャンス)で入る設計が安全です。

検証のやり方:再現性を“数字”で確認する

戦略は、思いつきではなく検証で磨きます。難しい統計は不要です。最低限、次の4点だけは記録してください。

①エントリー理由(発生条件) ②エントリー価格と時刻 ③損切りと利確の根拠 ④結果(損益と反省)。

検証のコツは、「同じルールで10回」です。1回の勝ち負けで評価しない。10回やると、滑りやすい時間帯、戻りが強い/弱いパターン、自分が焦る局面が見えます。そこを直すだけで成績が変わります。

実務ツール:初心者が揃えるべき最低セット

道具を増やす前に、まずは“見るべき情報”を固定します。

・価格:日足+5分足(イベント系は1分足も)
・出来高:出来高急増の検知(前日比、平均比)
・指標/イベントカレンダー:時刻が明確なもの
・板/スプレッド:滑りやすさの把握
・メモ:トレード日誌(Googleスプレッドシートでも可)

ここまでで十分です。高機能ツールは“勝ってから”で遅くありません。

最後に:このテーマを明日から回すためのチェックリスト

以下を満たさないトレードは見送ってください。見送るのも立派な運用です。

□ 発生日時が明確(いつ起きるか言える)
□ フローの主体が明確(誰が買う/売るか言える)
□ 損切りが先に決まっている(入る前に撤退条件がある)
□ 取引コスト(スプレッド/滑り)を見積もった
□ 退出期限(イベント後◯分/◯日)が決まっている

この5つだけ守れば、初心者でも“負けにくい”土台ができます。負けにくい=続けられる。続けられる=改善できる。改善できる=結果が出ます。

補遺:よくある質問(Q&A)

Q1. どの時間足を見ればいい?
A. まずは日足で大局、5分足で執行。イベント直後だけ1分足を補助にします。1分足だけで判断するとノイズに負けます。

Q2. 逆指値は必須?
A. 必須です。ただし、イベント直後はヒゲで刈られやすいので、『価格ストップ+時間ストップ』を併用し、ポジションサイズを小さくします。

Q3. 勝率が低くて不安
A. 勝率より平均損益(期待値)です。小さく負けて大きく勝てる設計なら、勝率40%でも資産は増えます。負けを小さくすることが最優先です。

Q4. どれくらいの頻度でやる?
A. テーマ次第です。毎日あるテーマは“回し過ぎ”が事故になります。週1〜月数回でも、条件が揃った時だけやる方が長期で残ります。

p-nuts

お金稼ぎの現場で役立つ「投資の地図」を描くブログを運営しているサラリーマン兼業個人投資家の”p-nuts”と申します。株式・FX・暗号資産からデリバティブやオルタナティブ投資まで、複雑な理論をわかりやすく噛み砕き、再現性のある戦略と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ実践できること、そして迷った投資家が次の一歩を踏み出せることを大切にしています。

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