金利スワップから読む「市場が織り込む利上げ回数」の見抜き方:債券・株・FXの実践手順

市場解説
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  1. なぜ「金利スワップ」が利上げ回数の“答え合わせ”に近いのか
  2. まず押さえる基礎:金利スワップとOISの超要点
  3. 「利上げ回数」を数える発想:bpを“会合回数”に割り算する
  4. “どの会合に入っているか”を読む:OISカーブと会合日を重ねる
  5. 初心者が陥る落とし穴:スワップ=政策金利ではない
  6. 実践:イベントでどう動くかを“パターン化”して監視する
  7. 株・FX・債券への落とし込み:スワップ変化を“翻訳”する
    1. 1) 株式:誰が得をして誰が損をするか
    2. 2) FX:金利差の材料を“回数”で捉える
    3. 3) 債券:短期債と長期債で違う戦いになる
  8. 超具体例:ニュースを“スワップの数字”に置き換える練習
  9. チェックリスト:毎朝5分でできる「利上げ回数」点検
  10. トレード設計:スワップを“入口”にした売買シナリオの作り方
  11. リスク管理:金利テーマでありがちな事故を避ける
  12. まとめ:スワップを見る人が強い理由
  13. データの取り方:無料でできる“簡易スワップ観測”の現実解
  14. さらに一段深掘り:先物価格から“会合ごとの確率”を組み立てる
  15. 相場の読みを外さないコツ:スワップと“ほかの市場”の整合性を点検する
  16. ケーススタディ:利上げ回数の織り込みが“急変”した日の読み方
  17. 日本市場に応用する:日銀イベントを“短中期金利”で先読みする
  18. 最後に:あなた専用の“金利メモ”を作ると再現性が跳ね上がる

なぜ「金利スワップ」が利上げ回数の“答え合わせ”に近いのか

金融政策の行方を読むとき、多くの個人投資家は「政策金利そのもの」やニュース見出しに目が行きます。しかし、実際に資金がぶつかり合っているのは、将来の短期金利を値付けしている市場です。その代表が金利スワップ(特にOIS:Overnight Index Swap)です。スワップ市場は、銀行・保険・年金・ヘッジファンドなどが巨大な金額でヘッジや投機を行う“プロの主戦場”で、将来の政策金利パス(利上げ・利下げの回数と時期)が曲線として埋め込まれます。

スワップが有用な理由は3つあります。第一に、株式のように「成長期待」やテーマでぶれにくく、金利そのもの(資金調達コスト)に直結していること。第二に、債券先物よりも政策金利の短期ゾーン(数カ月〜数年)の情報密度が高いこと。第三に、FRA/OISやOISカーブは「会合ごとに何bp動くか」という粒度で分解でき、利上げ回数を“数える”発想に落とし込めることです。

まず押さえる基礎:金利スワップとOISの超要点

金利スワップは、固定金利を支払う側と変動金利を支払う側が、元本を動かさずに金利だけを交換する契約です。たとえば「固定2%を払う代わりに、短期金利(翌日物の指数)を受け取る」という形です。ここで重要なのは、変動金利の参照が何かです。米ドルならSOFR、円ならTONA、ユーロなら€STRなど、各通貨の翌日物指標が使われます(一般にOISと呼ばれます)。OISは信用リスクの影響が比較的小さく、中央銀行の政策金利に近い“市場の純度が高い温度計”として扱われます。

「スワップレートが上がる=市場がより高い将来金利を織り込む」と覚えてください。特に1年未満〜2年程度のOISは、次の数回の会合での利上げ・利下げを敏感に織り込みます。逆に10年のスワップは、インフレ期待やタームプレミアムなどの要素が混ざり、政策金利の回数当てには不向きです。初心者はまず“短いゾーン”に集中すると迷いが減ります。

「利上げ回数」を数える発想:bpを“会合回数”に割り算する

利上げの基本単位は多くの国で25bp(0.25%)です(例外として日本のように小幅な調整があり得る国もありますが、まずは25bpを基準に考えると理解しやすいです)。スワップ市場が織り込む「利上げ回数」は、乱暴に言えば「(将来金利の上昇幅)÷25bp」です。

実務的には、次の3ステップで“ざっくりの回数”を出します。

1) 参照する会合までの短期OIS(例:3M OIS、6M OIS、1Y OIS)を見て、現時点の翌日物金利(または政策金利)との差を取る
2) その差(bp)を25で割る
3) 会合スケジュールに照らし、「どの会合で何回分が入っているか」を当てはめる

例として、現状の翌日物が5.25%で、1Y OISが5.75%だとします。差は50bp。50÷25=2回。つまり「1年の間に25bp利上げを2回」が中心シナリオになっている可能性が高い、という読みになります。もちろん、実際には会合が8回ある国では「最初の数会合に集中して織り込む」こともあれば、「後半にずらして織り込む」こともあり、回数だけでなく“時期”が価格に含まれます。

“どの会合に入っているか”を読む:OISカーブと会合日を重ねる

ここが一番おいしい部分です。ニュースは「年内2回利上げ観測」などと雑にまとめますが、市場は会合日単位で値付けします。あなたがやるべきは、OISの期間(例:1M、2M、3M…)を、中央銀行の会合日と重ねて考えることです。

具体的な手順は次の通りです。
– 近い順に会合日を並べ、次の会合までの日数を把握する
– 1M〜6M程度のOISを見て、「次の会合を跨いだところ」で金利が段差のように上がっていないかを見る
– 段差があるなら、その段差の大きさが“その会合でのbp期待”に近い

たとえば、次の会合が1カ月後で、1M OISが現状より+10bp、2M OISが+25bp、3M OISが+35bpなら、次会合で10bp程度、次々会合までに合計25bp、3カ月先までに合計35bpというイメージになります。25bpが満額で織り込まれていない=「据え置き確率も残る」状態です。逆に+24〜+26bpのように“ほぼ満額”なら、市場は利上げを既定路線として扱っています。

初心者が陥る落とし穴:スワップ=政策金利ではない

スワップは政策金利の予想に近いとはいえ、完全一致ではありません。誤解するとトレードがブレます。主なズレ要因は4つです。

– ①リスクプレミアム:流動性や需給でスワップが債券より高く(または低く)なる
– ②季節性・期末要因:四半期末の資金需要で短期金利が歪む
– ③テクニカル要因:ヘッジ需要(社債発行、保険のALM)でカーブが動く
– ④指標の違い:政策金利と翌日物指標の間に制度的な差がある

そのため、あなたが見るべきは「絶対水準」よりも「変化」です。昨日から、雇用統計の後から、要人発言の直後から、どの期間のOISが何bp動いたか。これが“市場が利上げ回数を上書きした瞬間”です。

実践:イベントでどう動くかを“パターン化”して監視する

スワップの動きは、イベントごとに癖があります。初心者でも使える監視テンプレートを作ると、毎回ゼロから考えずに済みます。

■雇用・インフレ指標(CPI、雇用統計)
– 強い結果:短期OIS(3M〜2Y)が上がりやすい。利上げ回数の上振れ。
– 弱い結果:短期OISが追加利上げ分を吐き出しやすい。利下げ織り込みが前倒し。

■中央銀行会合
– サプライズ利上げ:次会合分の織り込みが一気に満額化し、カーブの“前方”が跳ねる。
– ハト派据え置き:1Y以内のOISがまとまって下がる。
– ドットや見通しがタカ派:2Y〜3Yも一緒に上がり、カーブがベアフラット(短中期上昇でフラット化)しやすい。

■要人発言(議長・総裁)
– 一時的にスパイクして戻ることが多い。戻りの速さが“本気度”を示す。
発言で3M OISが+6bp上がっても、30分で+2bpまで戻るなら、織り込みは限定的。逆に戻らず高止まりするなら、次会合の確率が実際に上がった可能性が高い。

株・FX・債券への落とし込み:スワップ変化を“翻訳”する

ここからが投資家向けの実践です。スワップはそれ自体を取引できない人も多いので、あなたが触れる市場に翻訳します。

1) 株式:誰が得をして誰が損をするか

利上げ回数が増える(短期OIS上昇)局面は、割引率が上がるため、理屈としてはグロース株に逆風です。一方、銀行・保険など金利感応度が高いセクターは追い風になりやすい。ただし、ここで重要なのは「長期金利が同時に上がるか」です。短期だけ上がって長期が動かない(フラット化)なら、銀行の利ざや期待はむしろ縮むこともあります。だから、株のセクターローテを考えるときは、少なくとも“2Yと10Yの差”に相当するカーブの形を意識します。

実例:米国で強いCPI→2Yが跳ねる→NASDAQが先に崩れる→ただし10Yが追随しない→銀行株が伸び悩む、という流れは起こり得ます。逆に、インフレ再燃で10Yも上がるなら、バリュー株や資源株が強くなることがあります。

2) FX:金利差の材料を“回数”で捉える

FXは金利差ゲームです。ここでスワップの出番です。「ドル高になりそう」ではなく、「市場が米国の利上げ回数を何回上げた(下げた)か」を見ると、値動きの芯が掴めます。
たとえば、米ドルの1Y OISが一日で+20bp動いたら、それは“利上げ0.8回分”の再織り込みです。USDJPYなら、米金利上昇は上方向の燃料になりやすい。ただし、リスクオフが同時進行すると円が買われて相殺されるので、金利だけで決め打ちしないこと。初心者は「金利↑でドル買い、でも株急落なら一旦様子見」という二段階判断が安全です。

3) 債券:短期債と長期債で違う戦いになる

利上げ回数の変化は、2年以内の国債に直撃します。短期ゾーンは政策金利の影響が濃いからです。長期は、景気減速やインフレ期待、需給で別の動きをします。
「利上げ回数が増えた=債券は全部売り」と短絡しないでください。利上げが増えるほど景気後退リスクも増え、長期はむしろ買われる(ベアフラット)ことがよくあります。初心者が見るなら、2年と10年の方向が同じか逆かだけでも十分です。

超具体例:ニュースを“スワップの数字”に置き換える練習

あなたの分析力を上げる最短コースは、「ニュース→スワップ→自分の市場」の翻訳練習です。次のようにメモします。

例A:CPIが予想を上回った
– 観測:2Y相当のOISが+12bp、1Yが+9bp、3Mが+5bp
– 翻訳:年内の追加利上げ確率が上昇。回数で言えば0.5回分程度の上振れ。
– 自分の市場:金利敏感グロースは売られやすい。USDは買われやすい。
– ただし:株先物が急落していればリスクオフ円高で相殺も。

例B:総裁が「次回会合での利上げを排除しない」と発言
– 観測:1M OISが+7bpスパイク→1時間後+2bpへ戻る
– 翻訳:ヘッドラインで騒いだが、市場は確率を大きく上げていない。
– 自分の市場:追いかける価値は薄い。むしろ逆方向の戻り狙い(短期)も視野。

このように“数字で書く”癖を付けると、SNSの断片情報に振り回されにくくなります。

チェックリスト:毎朝5分でできる「利上げ回数」点検

忙しい人向けに、毎朝の点検項目を固定します。これだけで精度が上がります。

– ①前日比で、3M・1Y・2YのOISが何bp動いたか
– ②動いたきっかけ(指標、要人発言、株急落、地政学)を1行でメモ
– ③カーブ形状:短期だけ上がったか、長期も上がったか
– ④自分の注目市場の反応:株(指数先物)、FX(主要通貨)、クレジット(社債スプレッド)
– ⑤「市場が追加で何回織り込んだか」=bp÷25 を概算

この5項目を積み上げると、「今日の相場は金利主導か」「単なるヘッドラインか」が見分けやすくなります。

トレード設計:スワップを“入口”にした売買シナリオの作り方

ここでは、初心者でも組み立てやすいシナリオ作成の枠組みを示します。ポイントは、当てに行くのではなく“条件分岐”にすることです。

– シナリオ1(タカ派上振れ):短期OISが+15bp以上上昇し、高止まり
→ 直後は株が売られやすい。反発待ちで戻り売り、もしくはリスクを小さくして短期順張り。
→ FXは金利差拡大方向(例:ドル買い)だが、株が崩れるならポジションサイズを落とす。

– シナリオ2(ハト派上振れ):短期OISが-15bp以上低下し、高止まり
→ 株はグロース中心に戻りやすい。指数が底打ちするまで待ってからエントリー。
→ FXは金利差縮小方向(例:ドル売り)だが、リスクオンなら高金利通貨が買われやすい。

– シナリオ3(スパイク後に全戻し):OISが動いたが数時間で半分以上戻る
→ その日の値動きは“フェイク”になりやすい。逆方向の短期戻り取りが有利になりやすい。

ここまでをテンプレ化しておくと、相場が荒れても判断が鈍りません。

リスク管理:金利テーマでありがちな事故を避ける

金利テーマで個人がやりがちな失敗は、「レバレッジのかけ過ぎ」「指標直後の飛び乗り」「スプレッド拡大の軽視」です。対策はシンプルです。

– 指標発表直後は、スプレッドが広がる市場(特にFX)では成行を避ける
– 1回のイベントで取り返そうとしない(“回数当て”はブレる)
– 事前に損切り幅を価格ではなく「許容損失額」で決める
– “金利↑なのに通貨高にならない”など、相関が壊れたらすぐ縮小する

金利は相場のエンジンですが、エンジンの回転が上がるほど事故も増えます。勝ち方より先に、死なない設計を優先してください。

まとめ:スワップを見る人が強い理由

金利スワップ(特に短期OIS)は、「市場が織り込む利上げ回数」を最も素直に映し出すデータの一つです。初心者でも、①短期ゾーンを見る、②変化を追う、③bpを回数に割り算する、④会合日に当てはめる、という順番で理解できます。
そして、スワップの変化を株・FX・債券へ翻訳できるようになると、ニュースの見出しが“材料”ではなく“確認”に変わります。毎朝5分の点検を習慣化し、イベントのたびに数字でメモするだけで、相場の芯が見えるようになります。

データの取り方:無料でできる“簡易スワップ観測”の現実解

本来のOISレートはプロ向け端末(Bloombergなど)で見るのが最速ですが、個人でも近い情報を拾う方法があります。ここでの狙いは「厳密な値」ではなく「方向と変化」です。

– 米国の場合:Fed Funds Futures(FF)やSOFR先物の価格から、市場が想定する政策金利のレンジを推定できます。これらは多くの証券会社の情報ツールや主要メディアのチャートで近い形が見えます。
– 日本の場合:短期金利の観測は難度が上がりますが、2年国債利回りや短期国債利回り、円金利スワップ(入手できる範囲)を“代理”として使えます。日銀の政策変更は小幅でも市場は先回りするため、短中期の国債が最初に反応します。
– ユーロ圏:€STR先物やEuribor関連の派生データが代理になります。

初心者がやるべきは、完璧なデータを探して時間を溶かすことではありません。「この指標が出た後、短期金利の期待は上がったのか下がったのか」を毎回同じ指標で追うことです。代理指標でも“同じものを継続して見る”なら、変化の比較ができます。

さらに一段深掘り:先物価格から“会合ごとの確率”を組み立てる

一歩進むと、「次会合で利上げする確率」を自分で計算したくなります。ここで難しい数学は不要で、発想だけ掴めば十分です。

考え方はこうです。
短期金利の先物やOISは「その期間の平均金利」を価格にしています。次会合が月の途中にあるなら、その月の平均金利は「会合前の金利×日数」と「会合後の金利×日数」の加重平均になります。
つまり、会合後の金利が上がる確率をpとすると、平均金利の期待値は
(据え置き時の平均)×(1-p) +(利上げ時の平均)×p
の形になります。市場価格(平均金利)が分かれば、pを逆算できる、という仕組みです。

実務では、会合が月末か月初か、利上げ幅が25bpか50bpかなどで式が変わりますが、初心者は「加重平均で確率を逆算できる世界がある」と理解できれば十分です。SNSで“利上げ確率◯◯%”が流れてきたら、その数字はこうした逆算の上に乗っています。あなたは、その数字を鵜呑みにせず、「前日から何%変わったのか」「どのイベントで動いたのか」を見る側に回れます。

相場の読みを外さないコツ:スワップと“ほかの市場”の整合性を点検する

金利は単独で動きません。市場は常に複数のストーリーを同時に値付けします。スワップが示す利上げ回数が正しいかどうかを、次の3つでクロスチェックしてください。

1) クレジットスプレッド(社債の上乗せ金利)
利上げ回数が増えるのにクレジットスプレッドが急拡大しているなら、「金融引き締め→景気悪化」のストーリーが強く、株にとっては悪い組み合わせです。逆にスプレッドが落ち着いているなら、単なるインフレ耐性の再評価で済んでいる可能性があります。

2) インフレ期待(ブレークイーブンなど)
短期OISだけが上がり、インフレ期待が上がらないなら、中央銀行が“景気を冷やしに来る”方向です。株は短期的に弱くなりやすい。インフレ期待も上がるなら、コモディティ・資源株のシナリオが混ざりやすい。

3) 為替ボラ(オプションのインプライド)
金利が動く局面で為替ボラが急上昇しているなら、相場は方向感だけでなく“荒さ”も織り込んでいます。ここでレバレッジを上げると事故率が跳ねます。ボラが落ち着いているなら、金利差トレードが素直に効きやすい。

ケーススタディ:利上げ回数の織り込みが“急変”した日の読み方

仮に、ある日の朝に「年内1回利上げ」が市場の中心だったとします。午前に強いインフレ指標が出て、短期金利が一気に動き、「年内2回」へと織り込みが増えました。このとき、あなたが観察すべき順番は以下です。

– ①短期金利が上がり切ったか(最初の30〜60分で高値更新が止まるか)
– ②株が“耐えているか”(金利上昇でも指数が崩れないならリスクオンの余地)
– ③為替は“金利差方向”に素直か(USDが買われ、金利連動が見えるか)
– ④午後にかけて金利が戻るか(戻るなら、織り込みは確率の調整に留まる)

初心者がやりがちな失敗は、①を見ずに飛び乗ることです。金利は最初の反応が過剰になりやすい。スワップの世界でも「最初に走った後、少し戻って落ち着く」ことが多いので、あなたの売買は“落ち着いた後の方向”に寄せる方が勝率が上がります。

日本市場に応用する:日銀イベントを“短中期金利”で先読みする

日本は政策金利が低位で、米国ほど「25bp刻みで回数を数える」世界ではありません。それでも、政策変更(YCCの運用変更、フォワードガイダンスの修正など)が近づくと、短中期の金利が先に反応し、株と為替の連鎖が起きます。

実務的には、次の見方が役立ちます。
– 2年国債利回りがじわじわ上がる:市場が早期の正常化を織り込み始めたサイン
– 10年が横ばいで2年だけ上がる:カーブフラット化。銀行株は一概に強いとは限らない
– 円高と同時に短期金利が上がる:海外勢が“金利差縮小”をテーマに仕掛けている可能性

このとき、個人が狙いやすいのは「日銀会合そのものを当てる」より、「短中期金利が動き始めた後のセクターローテ(銀行、輸出、内需)」を淡々と拾うことです。スワップ思考の本質は“回数当て”ではなく、“市場の織り込みがどちらへ更新されたか”を早く掴むことです。

最後に:あなた専用の“金利メモ”を作ると再現性が跳ね上がる

おすすめは、ノートやスプレッドシートに次の列を作り、イベントごとに1行だけ書くことです。
「日付/イベント/短期金利の変化(bp)/織り込み回数の変化(bp÷25)/株・為替の反応/自分の反省点」
これを20回分積むだけで、“金利で相場が動いた日”の型が見えてきます。相場は毎回違うようで、動き方のパターンは驚くほど繰り返します。スワップを起点にすると、その繰り返しが数字で残る。これが最大の武器です。

p-nuts

お金稼ぎの現場で役立つ「投資の地図」を描くブログを運営しているサラリーマン兼業個人投資家の”p-nuts”と申します。株式・FX・暗号資産からデリバティブやオルタナティブ投資まで、複雑な理論をわかりやすく噛み砕き、再現性のある戦略と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ実践できること、そして迷った投資家が次の一歩を踏み出せることを大切にしています。

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