韓国の輸出統計で読む「半導体サイクル」先回り投資:日本株・為替・米国株の実戦ルール

市場解説

【記事タイトル】韓国の輸出統計で読む「半導体サイクル」先回り投資:日本株・為替・米国株の実戦ルール

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  1. この記事で扱うポイント(結論の地図)
  2. なぜ“韓国輸出”が先行指標になり得るのか:構造で理解する
  3. 初心者が陥る罠:生データをそのまま見ない
  4. 実戦で使う“3つの加工指標”
    1. 1)輸出総額ではなく「対米・対中・対ASEAN」と「半導体品目」に分解する
    2. 2)前年比(YoY)より「3か月移動平均の前年差(MoM加速)」を見る
    3. 3)輸出と同時に「DRAM現物価格」「在庫指標」「KRW」をセットで見る
  5. “相場に効く”のはどの局面か:4つのフェーズ
    1. フェーズA:輸出が底打ちし、加速がプラスに転じる(最もおいしい)
    2. フェーズB:輸出が急伸し、ニュースが強気一色(危ないが取れる)
    3. フェーズC:輸出が鈍化し、加速がマイナスに転じる(守る局面)
    4. フェーズD:輸出が大幅減で悲観(次のAの準備)
  6. 具体例:日本株でどう使うか(半導体製造装置・電子部品)
    1. ルール1:韓国の半導体輸出(3MMA)が3か月連続で改善→装置株は“最初の押し目”を拾う
    2. ルール2:輸出が強いのにDRAM価格が下落→“数量増”の可能性=短期的な上振れに警戒
    3. ルール3:KRW高が進む局面では、日本株より“米国株(SOX)”の方が素直なことがある
  7. 具体例:FXでどう使うか(USDKRW、USDJPY、AUDUSDの連想)
    1. ルールA:韓国輸出の加速がプラス転換+USDKRWが下落トレンド→“リスクオン相場”としてUSDJPYの押し目を狙う
    2. ルールB:輸出が改善しているのにUSDKRWが上昇(ウォン安)→外部ショック(地政学・金融不安)を疑い、ポジションを小さくする
    3. ルールC:韓国輸出が悪化+豪ドルが弱い→コモディティ通貨と景気敏感のリスクを落とす
  8. データの入手と“数字の読み方”の手順(初心者向けチェックリスト)
    1. Step1:見る系列を固定する
    2. Step2:3か月移動平均を作り、前月比とその加速を出す
    3. Step3:価格と為替を重ねて、ズレをチェックする
  9. 投資に落とし込む「売買シナリオ」テンプレ(そのまま使える)
    1. シナリオ1:半導体サイクルの底打ちを取りに行く(分割・逆張り寄り)
    2. シナリオ2:強い局面で取りに行く(順張り・押し目買い)
    3. シナリオ3:悪化局面で守る(リスク縮小)
  10. よくある誤解Q&A(初心者がつまずく点だけ)
    1. Q1:韓国輸出が良いのに日本の半導体株が下がるのはなぜ?
    2. Q2:対中輸出が弱いときは何を意味する?
    3. Q3:統計の反転が出たのに、すぐ反発しないときは?
  11. 最後に:この指標の“使い所”を一言でまとめる
  12. 上級者っぽいことをしなくても勝率が上がる「簡易スコアリング」
  13. “次の発表まで”の立ち回り:統計は月1回、相場は毎日動く
  14. 初心者向け:ポジションサイズ設計(これができるだけで生き残る)
  15. チェックすべき「補助データ」:見過ぎないために3つだけ
  16. 実務の落とし穴:統計改定・速報値・報道の切り取り
  17. まとめ:毎月やる作業を3行に圧縮

この記事で扱うポイント(結論の地図)

韓国の輸出統計は「世界のハイテク需要(特に半導体・スマホ・サーバー関連)」の温度計になりやすいデータです。理由は単純で、韓国はメモリ半導体を中心にサプライチェーンの上流~中流を握り、完成品よりも部材・中間財の比率が高いからです。つまり、最終需要の変化が売上に反映されるより一歩早い段階で“発注の増減”が数字に出やすい。

ただし、統計をそのまま見て当てに行くと外します。為替(KRW)と価格(メモリ単価、DRAM/NAND)、営業日(稼働日数)、基地効果、政策イベントでブレるためです。そこで本稿では、初心者でも再現できるように「どの系列を」「どう加工して」「どの資産に」「どんなタイミングで」当てるのかを、ルール化して説明します。

なぜ“韓国輸出”が先行指標になり得るのか:構造で理解する

先行指標としての価値は、個別企業の決算や指数のチャート形状ではなく、産業構造で決まります。韓国は半導体(メモリ中心)とIT部材の輸出が大きく、輸出金額・輸出数量のブレが世界の需要変動を反映しやすい。とくにメモリは在庫循環が大きく、需要が落ち始めると在庫調整が加速し、逆に回復局面では在庫が薄いところに需要が戻って“発注が急増”しやすい。その最初の揺れが「輸出」に出る、という考え方です。

もう一つ重要なのが、韓国は“価格感応度”が高い点です。輸出金額は数量×単価なので、数量が同じでも単価が落ちれば輸出は落ちます。半導体は単価が需給で大きく動くため、輸出の上下は「需要」だけでなく「価格サイクル」を含む。これを逆手にとると、輸出統計は“利益率サイクル(マージン)”まで含めた早期シグナルになり得ます。

初心者が陥る罠:生データをそのまま見ない

ここが一番大事です。ニュースで「韓国輸出◯%増」と見て、翌日に半導体株を買う。多くの場合、負けます。理由は3つあります。

罠① 為替の歪み:輸出統計は通常ドル建てで公表されます。KRWが動くと企業の採算は変わるし、輸出金額は取引通貨・計上レートの影響も受けます。輸出が伸びてもKRW高なら利益が伸びないことがある。

罠② 稼働日数と季節性:旧正月、連休、ストライキ、台風、工場停止で営業日が変わります。月次の前年比は“カレンダーの歪み”でブレる。

罠③ ベース効果:前年が異常に弱い(強い)だけで伸び率は派手になります。重要なのは伸び率の見た目ではなく、トレンドが反転したかどうか。

実戦で使う“3つの加工指標”

ここからは、誰でも同じ結論に辿り着けるように加工手順を固定します。データは月次でも日次(速報)でも構いませんが、初心者は月次の方がノイズが少ないです。

1)輸出総額ではなく「対米・対中・対ASEAN」と「半導体品目」に分解する

総額は景気全体と為替の混合物です。ハイテク需要の先行を見るなら、まずは地域別(米国、中国、ASEAN、EU)と品目別(半導体、無線通信機器、ディスプレイ、PC周辺など)に分解します。半導体はもちろん、スマホ・サーバーの需要は地域で出方が違います。対米が強いが対中が弱い、という形は“在庫の偏り”を示している可能性が高い。

2)前年比(YoY)より「3か月移動平均の前年差(MoM加速)」を見る

初心者が扱いやすいのは、3か月移動平均(3MMA)です。月次のノイズを減らしつつ、反転の兆しが残ります。さらに、前年比ではなく「前月比の加速(前年差)」を見ます。

例:半導体輸出(3MMA)の前月比が、-2% → +1% → +3% のように“連続で改善”し始めたら、需要・価格・出荷のどれかが底打ちしつつある。相場は“底の2~3か月前”から動くので、ここがエントリーの候補になります。

3)輸出と同時に「DRAM現物価格」「在庫指標」「KRW」をセットで見る

輸出だけで勝ちに行かない。セットで見ます。

価格(DRAM/NAND):輸出増が数量増なのか単価上昇なのかを推定するため。

在庫:最終需要が弱くても在庫が薄ければ出荷は増えます。逆に需要が強くても在庫が山なら出荷は鈍る。

KRW(USDKRW):韓国の輸出企業の採算と、外資フロー(リスクオン/オフ)の影響を見るため。

“相場に効く”のはどの局面か:4つのフェーズ

輸出統計は万能ではありません。効く局面が決まっています。フェーズ別に、狙う資産と手がかりを整理します。

フェーズA:輸出が底打ちし、加速がプラスに転じる(最もおいしい)

多くの投資家がまだ疑っている局面です。決算は悪い、ニュースも悪い。しかし統計の“加速”が改善し始める。ここで先回りできるとリターンが大きい。

狙いやすい資産:日本の半導体製造装置、半導体材料、電子部品、米国の半導体指数(SOX)連動、韓国株(KOSPIの半導体比率が高い)。

やってはいけないこと:一発でフルポジション。底打ちは何度も“ヒゲ”が出ます。分割で入る。

フェーズB:輸出が急伸し、ニュースが強気一色(危ないが取れる)

輸出が大きく伸びると、材料が出尽くしやすい。とくにメモリ価格が急反発している局面は、供給増で次の在庫循環が始まることがあります。

狙い方:押し目(統計が強い→株が上がる→利確→調整→再エントリー)。統計を“買いの理由”ではなく“下げを拾う根拠”として使う。

フェーズC:輸出が鈍化し、加速がマイナスに転じる(守る局面)

ここで重要なのは「下落率」ではなく「加速の符号」です。加速がマイナスに転じたら、景気敏感の比率を落とします。

やること:半導体関連の比率を落とし、キャッシュ、ディフェンシブ、金利低下メリットのある資産に寄せる。FXなら高金利通貨の保有を減らす、など。

フェーズD:輸出が大幅減で悲観(次のAの準備)

輸出が大幅減のときは、むしろ“改善の兆し”だけを探します。市場は悪材料に慣れていて、改善の最初の一歩で急反発します。

具体例:日本株でどう使うか(半導体製造装置・電子部品)

韓国輸出を見て日本株を買うときの発想は「韓国が売れている=日本が儲かる」ではありません。日本は装置・材料・部品でサプライチェーンに入っているので、韓国の“投資(設備投資)と在庫調整の終わり”が効きます。

ルール1:韓国の半導体輸出(3MMA)が3か月連続で改善→装置株は“最初の押し目”を拾う

装置株は先回りが早く、統計が改善する前に上がり始めることがあります。そこで「改善が確認できた後」に追いかけるのではなく、改善確認を“押し目買いの許可証”として使います。

具体的には、統計改善が確認できた月の翌月~翌々月に、日足で25日移動平均やVWAP近辺まで調整したところを分割で拾う。これは“ニュースで飛びつく買い”ではなく“統計で背中を押す買い”です。

ルール2:輸出が強いのにDRAM価格が下落→“数量増”の可能性=短期的な上振れに警戒

輸出金額が強いのに価格が下がるのは、数量で押している可能性があります。これは一見強いですが、在庫が積み上がると次の反動が来ます。この局面は、短期で取りに行くなら利確を早くし、長期ならポジションを軽くする方が安全です。

ルール3:KRW高が進む局面では、日本株より“米国株(SOX)”の方が素直なことがある

KRW高はリスクオンで外資が入っているサインにもなりますが、韓国輸出企業の採算面では逆風になることがあります。韓国輸出が良くても利益が伸びにくい局面では、日韓よりも米国のプラットフォーム企業・半導体大手の方が織り込みが速い。資産選択の優先順位を変えるのがポイントです。

具体例:FXでどう使うか(USDKRW、USDJPY、AUDUSDの連想)

初心者にとってUSDKRW(ドル/韓国ウォン)は馴染みが薄いですが、実務上は「リスクオン/オフの温度計」として非常に使いやすい通貨です。韓国は貿易と外資フローの影響が大きく、ハイテク需要が強いときにウォン高(USDKRW下落)になりやすい傾向があります。

ルールA:韓国輸出の加速がプラス転換+USDKRWが下落トレンド→“リスクオン相場”としてUSDJPYの押し目を狙う

輸出が改善し、ウォン高が進むなら、世界のリスク許容度が上がっている可能性が高い。円はリスクオフで買われやすいので、リスクオンでは円安(USDJPY上昇)になりやすい。したがって、USDJPYを買うなら“日足の押し目”を待つ。統計は方向を、テクニカルはタイミングを担当します。

ルールB:輸出が改善しているのにUSDKRWが上昇(ウォン安)→外部ショック(地政学・金融不安)を疑い、ポジションを小さくする

この矛盾は重要です。実需は良いが資本フローが悪い。こういう局面は、材料が二転三転しやすく、初心者が最もやられやすい。勝ちに行かず、損を小さくする局面です。

ルールC:韓国輸出が悪化+豪ドルが弱い→コモディティ通貨と景気敏感のリスクを落とす

豪ドルは資源国通貨ですが、世界景気の温度にも反応します。韓国輸出悪化はハイテク需要の減速を示しやすく、豪ドル安が重なると“世界需要減速”のシナリオが濃くなる。FXならレバレッジを落とし、レンジ前提の短期戦に切り替えるのが合理的です。

データの入手と“数字の読み方”の手順(初心者向けチェックリスト)

ここから先は、実際に毎月(または速報が出たタイミング)でやる作業です。面倒に見えますが、一度フォーマット化すると10分で終わります。

Step1:見る系列を固定する

おすすめは次の4つだけです。増やすと迷います。

①輸出総額(ドル建て) ②半導体輸出(品目) ③対米輸出(地域) ④対中輸出(地域)

Step2:3か月移動平均を作り、前月比とその加速を出す

ExcelでもGoogleスプレッドシートでも可能です。3MMAを作って前月比(%)を出し、さらに前月比の前年差(加速)を出す。これだけで“反転の兆し”が見えます。

Step3:価格と為替を重ねて、ズレをチェックする

半導体輸出が増えているのにDRAM価格が落ちているなら数量寄与、価格が上がっているなら単価寄与。USDKRWがリスクオン方向かどうかで“相場の地合い”を判定します。

投資に落とし込む「売買シナリオ」テンプレ(そのまま使える)

シナリオ1:半導体サイクルの底打ちを取りに行く(分割・逆張り寄り)

条件:半導体輸出3MMAの前月比が2か月連続で改善し、3か月目も悪化しない(横ばいでも可)。同時にDRAM価格が横ばい~反発。USDKRWが高値更新していない(ウォン安が止まっている)。

行動:半導体製造装置・材料のETF/個別を、3回に分けて買う。1回目は統計確認直後、2回目は指数が調整した押し目、3回目は移動平均を回復した確認後。損切りは“統計の悪化”ではなく“価格のレジーム転換(支持線割れ)”で決める。

シナリオ2:強い局面で取りに行く(順張り・押し目買い)

条件:輸出が強く、3MMA前月比がプラスで加速もプラス。DRAM価格が上昇。USDKRWが下落(ウォン高)。

行動:短期の調整(例:5~10%下落)を待って買い、統計の次回発表前に一部利確。強い局面ほど“材料出尽くし”が起きるため、含み益を握り潰さない設計にする。

シナリオ3:悪化局面で守る(リスク縮小)

条件:加速がマイナス転換。対米・対中の両方が鈍化。USDKRWが上昇(ウォン安)。

行動:景気敏感・ハイテクの比率を下げる。FXはポジションサイズを半分以下にし、ストップを浅くする。初心者は“当てる”より“退く”が利益になります。

よくある誤解Q&A(初心者がつまずく点だけ)

Q1:韓国輸出が良いのに日本の半導体株が下がるのはなぜ?

A:相場は統計より先に動くからです。統計が良い時点で既に織り込まれている、あるいは米金利上昇など別の要因が上回っている可能性が高い。統計は“方向の確認”に使い、タイミングはチャートで取るのが基本です。

Q2:対中輸出が弱いときは何を意味する?

A:中国需要の弱さだけでなく、サプライチェーンの再編(生産地の移転)や規制(輸出管理)も含みます。対中だけで判断せず、対ASEANや対米とセットで見て“需要の移動”なのか“需要減”なのかを切り分けます。

Q3:統計の反転が出たのに、すぐ反発しないときは?

A:よくあります。市場は「統計が1回良い」程度では信じません。だからこそ、2~3回連続の改善(加速)を見る。焦ってレバレッジを上げない。分割が正解です。

最後に:この指標の“使い所”を一言でまとめる

韓国の輸出統計は、あなたの投資判断における「需要サイクルの早期警報」として使うのが最適です。統計で方向の候補を出し、価格(DRAM)と為替(USDKRW)で裏取りし、最後は自分が触る市場(日本株・米国株・FX)のチャートで執行する。これを毎月繰り返すだけで、“なんとなくニュースで売買する”状態から卒業できます。

上級者っぽいことをしなくても勝率が上がる「簡易スコアリング」

初心者は「結局、買いなの?売りなの?」で迷います。そこで、データを点数化して意思決定のブレを減らします。やることは簡単で、毎月4項目を0点/1点で採点し、合計点でリスク量を調整します。

項目① 半導体輸出の加速:3MMA前月比の前年差がプラスなら1点、マイナスなら0点。

項目② 対米輸出の加速:同様にプラスなら1点。

項目③ DRAM価格トレンド:直近4週間で高値・安値が切り上がっていれば1点(週足で見ると分かりやすい)。

項目④ USDKRW:直近1~2か月で高値を更新していなければ1点(ウォン安が落ち着いている)。

合計0~1点なら守備、2点なら中立、3点なら攻め、4点なら攻め(ただしレバレッジは上げすぎない)。この程度の単純化でも、感情でポジションを増減させる失敗が減ります。

“次の発表まで”の立ち回り:統計は月1回、相場は毎日動く

統計は月次なので、発表のたびに売買する必要はありません。むしろ、発表後の数日で市場がどう反応したかが重要です。反応が鈍いなら織り込み済み、反応が強いならサプライズ。これを見極める簡易ルールを置きます。

反応ルール:発表当日~翌営業日で、狙う資産(例:半導体関連株、SOX、USDJPY)が「直近5営業日の高値(または安値)を更新したか」を見る。更新するなら市場が材料として採用した可能性が高い。更新しないなら“統計は良いが別材料が優勢”の可能性が高く、無理にポジションを増やさない。

初心者向け:ポジションサイズ設計(これができるだけで生き残る)

指標の解説より重要なのはサイズです。初心者は当たる/外れるより、サイズで負けます。そこで、韓国輸出を使ったトレードに限って、ルールを固定します。

株(現物・ETF):最初のエントリーは予定資金の30%まで。残り70%は“押し目”と“確認”に回す。もし想定より早く上がったら追いかけず、次の月の統計まで待つ。機会損失より、ルール破りの損失の方が大きい。

FX:想定損失(ストップまで)を口座資金の1%以内に収める。例えば1,000,000円の口座で、最大損失10,000円。ストップ幅が50pipsなら、1pipsあたり200円=0.2ロット相当、というように逆算します。これを守るだけで“致命傷”が消えます。

チェックすべき「補助データ」:見過ぎないために3つだけ

補助データは増やすと混乱します。3つに絞ります。

① 台湾の輸出(特に電子部品):メモリ寄りの韓国と、ファウンドリ寄りの台湾で、同じ方向に動くなら信号が強い。

② 米国ISM新規受注(または製造業PMIの新規受注):最終需要側の景況感を確認する。

③ 米国長期金利(10年):ハイテク株は金利に負けます。輸出が良くても金利が急騰する局面では株が上がりにくい。ここは割り切りで回避します。

実務の落とし穴:統計改定・速報値・報道の切り取り

統計は改定されることがあります。また、日次速報はノイズが大きい。報道は“都合の良い数字だけ”を切り取ることが多い。初心者は、発表の見出しで判断せず、自分のフォーマット(3MMA・加速・セット確認)に当てはめてから判断します。これができるだけで、相場のノイズに振り回される回数が激減します。

まとめ:毎月やる作業を3行に圧縮

①半導体輸出・対米/対中輸出を3MMAにし、前月比の加速がプラスかを見る。

②DRAM価格とUSDKRWで裏取りし、矛盾があればポジションを小さくする。

③買うなら押し目を分割、悪化ならまず守る。これを月1回の儀式にする。

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