SBI証券の米ドルを海外銀行やBybitへ送金する正しい手順

資金管理

SBI証券に保有している米ドルを、そのまま海外銀行や暗号資産取引所Bybitへ送金することはできません。SBI証券は外貨送金口座ではなく、外部への外貨送金機能を提供していないためです。しかし、正しいルートを踏めば実質的に送金することが可能です。本記事では、最小コストかつ最短ルートで海外銀行やBybitへ資金移動する方法を体系的に解説します。

結論:SBI証券 → 住信SBIネット銀行 → Wise → 送金先(海外銀行・Bybit)が最適ルートです。

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SBI証券の米ドルは直接送金できない理由

SBI証券は証券会社であり、外貨送金業務を行う銀行ではありません。そのため、外貨を外部へ送金する機能が存在せず、入出金は必ず住信SBIネット銀行を経由します。米ドルを外部へ送る場合は、住信SBIネット銀行の外貨預金口座へ一度振替える必要があります。

海外銀行へ送る最短ルート

海外銀行へ米ドルを送金するには、以下のルートが最短で確実です。

SBI証券(USD) → 住信SBIネット銀行(USD) → 外貨送金(SWIFT) → 海外銀行

住信SBIの外貨送金はSWIFT形式で行われ、送金手数料4,000円+中継銀行手数料15~30USDが発生します。米国銀行宛の場合、中継銀行が介在するためコストが増加しやすい点に注意が必要です。

Bybitへ送金する場合の注意点

Bybitは米ドル(USD)の直接入金には対応していません。法定通貨入金は日本円のみで、米ドルを直接送金しても受け付けられません。そのため、実際にはUSDTなどのステーブルコインに変換して送る必要があります。

最適ルートは以下です:

SBI証券 → 住信SBIネット銀行 → Wise(USD → USDT変換) → Bybit

最安ルート:Wiseの活用

Wiseは業界最安水準の為替レートと送金手数料を提供しており、世界各国の銀行や暗号資産取引所への送金に強みがあります。特に海外銀行へ送る場合、住信SBIのSWIFT送金よりも総コストが半額以下となるケースも多く、USDTを経由するBybit入金にも対応しています。

住信SBIネット銀行への米ドル振替手順

1. SBI証券へログイン
2. 入出金画面で「外貨入出金」を選択
3. 住信SBIネット銀行を選択し、米ドルを振替
4. 住信SBI側で残高を確認

WiseでのUSDT送金手順(Bybit向け)

1. Wiseアカウントを開設し本人確認を完了
2. 入金方法で「銀行送金(USD)」を選択
3. 住信SBIからWiseへUSDを送金
4. WiseでUSDT変換を実施
5. Bybitの入金アドレス(USDT-TRC20等)を指定して送金

まとめ

SBI証券の米ドルを海外銀行やBybitに送金するには、住信SBIネット銀行とWiseを経由するのが最適です。特にBybitへ資金を移す場合は、USDを維持するのではなく、USDTへ変換して送金する必要がある点に注意してください。最も安く効率的なルートは以下の通りです:

SBI証券 → 住信SBI → Wise → 送金先

p-nuts

お金稼ぎの現場で役立つ「投資の地図」を描くブログを運営しているサラリーマン兼業個人投資家の”p-nuts”と申します。株式・FX・暗号資産からデリバティブやオルタナティブ投資まで、複雑な理論をわかりやすく噛み砕き、再現性のある戦略と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ実践できること、そして迷った投資家が次の一歩を踏み出せることを大切にしています。

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