- この記事で扱うこと(結論の先出し)
- クレジットスプレッドとは何か(まずは最小限の定義)
- なぜ儲かりやすいのか:勝率の源泉は「シータ」と「価格の不確実性」
- まず押さえるべき“4つの設計変数”(ここを間違えると破綻する)
- 1)満期(DTE:Days To Expiration)
- 2)ストライク(距離=デルタ)
- 3)スプレッド幅(買い側の保険距離)
- 4)IV(インプライド・ボラティリティ)
- 数値例①:ブル・プット・スプレッド(下がらない前提で時間を売る)
- 数値例②:ベア・コール・スプレッド(上がりにくい前提で天井を売る)
- 「勝率が高い」だけで選ぶと危険:期待値の視点を入れる
- 初心者向けの「事故らない」建て方:3つのルール
- いつ建てるべきか:テクニカルとファンダの“使い方”を誤らない
- テクニカルの使い方:売りの位置は「根拠ある外側」に置く
- ファンダの使い方:大局の「トレンドとリスク因子」を把握する
- “稼ぎ方”の現実:狙うのはホームランではなく、設計された小さな回収
- ロスカット(撤退)の基本:満期まで粘らない
- ロール(先送り)をどう扱うか:初心者は「基本やらない」が正解
- よくある失敗パターン(ここは避けるだけで成績が改善する)
- 初心者のための運用フロー(そのまま真似できる手順)
- ステップ1:対象を決める
- ステップ2:イベント確認
- ステップ3:満期とデルタを決める
- ステップ4:スプレッド幅とサイズを決める
- ステップ5:利確・損切りルールを先に設定する
- ステップ6:記録して改善する
- まとめ:クレジットスプレッドは「儲ける」より「壊れない」設計が先
- もう一段深掘り:IVランクとボラティリティ・スマイルを“売り手目線”で読む
- 権利行使・割当(アサインメント)の実務:初心者が混乱するポイントを整理
- 税金・取引コストの盲点:手数料より「スリッページ」が効く
- 最終チェックリスト(建てる前に5分で確認)
この記事で扱うこと(結論の先出し)
クレジットスプレッドは「オプションを売る」戦略の中でも、損失上限が明確で、設計さえ間違えなければ“やられ方”をコントロールしやすい手法です。具体的には、同じ満期のオプションを「高いプレミアムの権利を売り、さらに外側の権利を買って保険を付ける」ことで、受取りプレミアムを得ながら最大損失を限定します。
一方で、売り戦略特有の落とし穴(急変動、ボラ急低下後の逆噴射、流動性の罠、ロールでの先送り破綻)があるため、初心者ほど“勝ち方”より“負け方の設計”が重要です。この記事では、利益の出し方ではなく、再現性のある判断と手順(どの銘柄・どの満期・どのストライク・どのタイミング・どの撤退基準)を、数値例を交えて整理します。
クレジットスプレッドとは何か(まずは最小限の定義)
クレジットスプレッド(Credit Spread)は、オプションを2本同時に建てるスプレッド取引の一種です。特徴は「最初にプレミアムを受け取る(クレジット)」こと。代表例は次の2つです。
①ブル・プット・スプレッド(Bull Put Spread):プットを売ってプレミアムを受け取り、さらに低いストライクのプットを買って損失を限定します。相場が“下がりにくい”と判断した時に使います。
②ベア・コール・スプレッド(Bear Call Spread):コールを売ってプレミアムを受け取り、さらに高いストライクのコールを買って損失を限定します。相場が“上がりにくい”と判断した時に使います。
どちらも基本は同じで、「売った側の損失を買い側で塞ぐ」設計です。裸売り(naked)と違い、最大損失が建てた瞬間に決まります。
なぜ儲かりやすいのか:勝率の源泉は「シータ」と「価格の不確実性」
クレジットスプレッドの収益源泉は、主にオプションの時間価値(シータ)です。オプションは満期に近づくほど時間価値が減りやすく、同じ価格帯でも「時間が経つだけで」理論上は価値が目減りします。売り手はこの目減りを利益にしやすい構造があります。
ただし重要なのは、シータは“勝手に利益をくれる魔法”ではない点です。市場が急変動するとデルタとガンマが一気に効いて、シータ以上に損失が膨らむ局面があります。つまり、クレジットスプレッドは「ゆっくり勝って、速く負ける」リスクを内包します。この性質を前提に、損失を限定しつつ、負けを小さく切り、勝ちを積み上げる設計が必要です。
まず押さえるべき“4つの設計変数”(ここを間違えると破綻する)
初心者が最初につまずくのは、戦略名ではなく、設計変数の理解不足です。クレジットスプレッドは、次の4つで性格が激変します。
1)満期(DTE:Days To Expiration)
満期が短いほどシータが効きやすい一方、ガンマも強くなりやすく、急変動での損失が拡大しやすい傾向があります。逆に満期が長いほど挙動は穏やかですが、資金拘束が長くなり、手仕舞いの判断が鈍くなりやすいです。
初心者は、0DTEや1週間未満の超短期から入ると事故率が跳ねます。最初は、満期20〜45日程度を中心に、時間分散(複数満期を同時に抱えない)を意識した方が設計しやすいです。
2)ストライク(距離=デルタ)
“どれくらい外側で売るか”は勝率と期待値のトレードオフです。ATM近辺を売るとプレミアムは大きいが当たりやすい。OTM深く売ると当たりにくいがプレミアムは小さい。初心者は欲が出てATM寄りを売りがちですが、これが最大の事故原因です。
実務的には、売り側デルタで0.10〜0.25あたりを目安にすると、“当たりにくさ”と“収益性”のバランスを取りやすいです(※銘柄のIVや相場局面で調整)。
3)スプレッド幅(買い側の保険距離)
スプレッド幅は、最大損失と最大利益の比率を決めます。幅が狭いほど最大損失は小さいが受取りクレジットも小さく、手数料・スリッページの影響が相対的に大きくなります。幅が広いほど受取りは増えることが多いが、最大損失も増え、ロスカットが遅れると一撃が重くなります。
初心者はまず、1スプレッドあたりの最大損失を“財布のサイズ”に合わせる発想が必要です。例えば「1回の事故で致命傷を負わない」水準を先に決め、幅は後から決めます。
4)IV(インプライド・ボラティリティ)
オプション売りは、一般にIVが高いほどプレミアムが厚くなり有利に見えます。ただし、IVが高い理由は“市場が怖がっている”からで、急落リスクが高い局面であることも多いです。逆にIVが低い時に売るとプレミアムが薄く、少し動いただけで不利になりやすい。
ここで重要なのは「高IV=常に良い」ではなく、“高IVを売るなら、距離とサイズを保守的にする”という調整の考え方です。
数値例①:ブル・プット・スプレッド(下がらない前提で時間を売る)
例として、ある米国株ETFが100ドルで推移しているとします。満期30日、ストライク95のプットを売り(プレミアム2.00ドル受取り)、ストライク90のプットを買う(プレミアム0.80ドル支払い)とします。
このとき受取りクレジットは、2.00−0.80=1.20ドルです。スプレッド幅は95−90=5ドルなので、最大損失は 5.00−1.20=3.80ドル(1枚あたり380ドル)です。最大利益は受取りクレジットの1.20ドル(120ドル)。
損益分岐点は 95−1.20=93.80ドルです。満期時に価格が93.80以上なら理論上は利益です。つまり、相場が多少下がっても、一定の“下落耐性”を持たせられます。これがブル・プット・スプレッドの強みです。
数値例②:ベア・コール・スプレッド(上がりにくい前提で天井を売る)
同じく100ドルの銘柄で、満期30日、ストライク105のコールを売り(1.70ドル受取り)、ストライク110のコールを買う(0.60ドル支払い)とします。
受取りクレジットは 1.70−0.60=1.10ドルです。スプレッド幅は5ドルなので、最大損失は 5.00−1.10=3.90ドル(390ドル)。損益分岐点は 105+1.10=106.10ドルです。
相場が上がらなければ(あるいは106.10を超えて大きく伸びなければ)時間の経過とともに利益になりやすい。これがベア・コール・スプレッドです。
「勝率が高い」だけで選ぶと危険:期待値の視点を入れる
初心者が陥りがちなのは、デルタを小さくしてOTMを深く売り、勝率だけを追うことです。勝率は上がりますが、受取りクレジットが薄くなり、手数料・スリッページ・想定外の急変動で、数十回分の利益を一発で吐き出す構造になりやすいです。
クレジットスプレッドは「勝率」よりも期待値(平均収益)で評価します。期待値はざっくり、(勝つ確率×平均利益)−(負ける確率×平均損失)です。ここで平均損失が大きいと、勝率が高くても期待値がマイナスになります。したがって、最大損失を小さくする(サイズ管理)と、負けを早めに切る(撤退ルール)が収益の中核になります。
初心者向けの「事故らない」建て方:3つのルール
ルール1:1回の最大損失を口座の一定割合以下に固定する。例えば、オプション1戦略あたりの最大損失を、口座の1%〜2%以内に収める設計にします。これだけで“取り返しがつかない事故”を防ぎやすくなります。
ルール2:満期が近づく前に手仕舞いを標準にする。満期直前はガンマが大きくなり、少しの値動きで損益が乱高下します。利益確定を“満期で待つ”習慣は、急変動の巻き込まれ事故を増やします。例えば受取りクレジットの50%〜70%を回収したら手仕舞い、というように機械的に決めた方が運用が安定しやすいです。
ルール3:イベント前(決算・CPI・FOMCなど)は距離を広げるか建てない。イベントは「価格のギャップ」を生み、スプレッドの保険を飛び越えて不利に働くことがあります。初心者ほど“何もしない”のが最も強いリスク管理です。
いつ建てるべきか:テクニカルとファンダの“使い方”を誤らない
クレジットスプレッドは、テクニカルとファンダの両方を“判断の補助”として使えます。ただし、相場予想に全振りすると破綻します。ここでは実用的な使い方に限定します。
テクニカルの使い方:売りの位置は「根拠ある外側」に置く
重要なのは、売りストライクを「意味のある価格帯の外」に置くことです。例えばブル・プットなら、直近安値、節目(ラウンドナンバー)、移動平均、出来高の厚い価格帯などを“割れたら嫌なライン”として見立て、そこより外側に売りを置きます。
逆に、意味のないところに売りを置くと「デルタが小さいから安心」と錯覚し、想定外の下落で簡単に踏み抜かれます。テクニカルは“当てる”ためではなく、“置き場所を合理化する”ために使います。
ファンダの使い方:大局の「トレンドとリスク因子」を把握する
ファンダは、方向性の断定ではなく、リスク因子の把握に使います。例えば、金利が上昇局面で高PER銘柄が不安定になりやすい、景気後退懸念で指数全体のIVが上がりやすい、といった「どういう時に急変動が起きやすいか」を理解します。
個別株でやる場合は、決算やガイダンスの変動が大きい銘柄は避け、初心者はまず指数系・大型ETFなど、相対的に流動性が高くスプレッドが狭い対象から始める方が無難です。
“稼ぎ方”の現実:狙うのはホームランではなく、設計された小さな回収
クレジットスプレッドで現実的に狙うべきは、ホームランではなく「計画された回収」です。例えば、毎回の受取りクレジットが小さくても、損失を小さく抑え、回転率を上げることで結果を積み上げます。
具体例として、受取りクレジット1.20ドルのスプレッドを、1ヶ月に1回、年間12回行うとします。理想論では1枚あたり最大利益120ドル×12=1440ドルです。しかし現実には負けもあるため、「利益回収の標準化」と「負けを小さくする撤退」をセットで運用します。
例えば、クレジットの60%(0.72ドル)を回収したら利確、損失がクレジットの2倍(−2.40ドル)に達したら撤退、といったように、“勝ちの取り方”と“負けの切り方”を同じレベルで固定化すると、感情の介入を減らせます。
ロスカット(撤退)の基本:満期まで粘らない
初心者が一番やってはいけないのは、含み損を「満期で戻るかも」と放置することです。クレジットスプレッドは損失上限があるので“最悪でもこの損”と思って粘りがちですが、粘るほどガンマに振り回され、精神的にも資金的にも消耗します。
撤退判断の実務的な基準としては、次が使えます。
・受取りクレジットの2〜3倍の損失で撤退(例:受取り1.20なら−2.40〜−3.60)
・テクニカルで見ていた節目を明確にブレイクしたら撤退
・IVが急上昇してスプレッドの価値が跳ねた場合は、先に撤退して被害を止める
重要なのは、撤退は“予想が外れた”からではなく、リスク量が許容を超えたから行うという考え方です。
ロール(先送り)をどう扱うか:初心者は「基本やらない」が正解
含み損ポジションをロールして時間を買う手法はありますが、初心者が安易にやると“損失の先送り”になり、結局は大きな傷になります。ロールは、相場観と資金管理が両方そろって初めて有効な手段です。
初心者は原則として、撤退→仕切り直しの方が結果が安定します。ロールを使うなら、最低でも「ロール後の最大損失が口座のルールを超えない」「ロールで受け取る追加クレジットが十分」「イベントリスクがない」など、条件を明確化してからにしてください。
よくある失敗パターン(ここは避けるだけで成績が改善する)
失敗1:流動性の低い銘柄でスプレッドが広く、手仕舞いで損をする。オプションはスプレッド(買値と売値の差)が広いと、理論上勝っていても実現損益が悪化します。初心者はまず流動性の高い対象に限定すべきです。
失敗2:サイズを上げて“回収額”を増やし、事故で一撃退場。クレジットスプレッドの本質は、サイズで稼ぐのではなく、設計で安定させることです。サイズを上げるのは最後です。
失敗3:満期直前まで待って急変動で焼かれる。シータの回収は中盤までで十分です。満期直前はリスクが跳ね上がります。
初心者のための運用フロー(そのまま真似できる手順)
最後に、実際の手順を“作業レベル”でまとめます。ここを固定化できると、ブレが減り、検証もしやすくなります。
ステップ1:対象を決める
流動性が高く、出来高があり、オプションの建玉も厚い対象を選びます。初心者は指数・大型ETFなどから始めるのが無難です。
ステップ2:イベント確認
決算、重要指標、中央銀行イベントなど、ギャップを生みやすい日程を確認し、近い場合は見送ります。
ステップ3:満期とデルタを決める
満期20〜45日程度、売りデルタ0.10〜0.25程度を目安に、相場局面に応じて保守的に調整します。
ステップ4:スプレッド幅とサイズを決める
1回の最大損失を口座の一定割合(例:1%〜2%)に固定し、それに合わせて幅と枚数を決めます。ここが最優先です。
ステップ5:利確・損切りルールを先に設定する
利確は受取りクレジットの50%〜70%回収で手仕舞い、損切りはクレジットの2〜3倍の損失で撤退など、数字で固定します。建てた後に考えるのは負け筋です。
ステップ6:記録して改善する
建てた理由(テクニカルの節目、IV状況、満期、デルタ、幅、サイズ)と、結果(利確・損切り・手仕舞い理由)を簡単に記録します。これができると、半年後に“どこが勝ち筋か”が見えるようになります。
まとめ:クレジットスプレッドは「儲ける」より「壊れない」設計が先
クレジットスプレッドは、時間価値(シータ)の収益化を狙える一方で、急変動に弱い構造があります。だからこそ、初心者は「当てる技術」よりも「壊れない設計」(サイズ、距離、満期、撤退)の方が重要です。
やるべきことは難しくありません。最大損失を小さく、ルールを固定し、イベントを避け、流動性の高い対象で、淡々と回収する。この“退屈さ”こそが、クレジットスプレッドの最大の武器です。
もう一段深掘り:IVランクとボラティリティ・スマイルを“売り手目線”で読む
IV(インプライド・ボラティリティ)は「いま市場が織り込んでいる将来の変動の大きさ」です。同じデルタでも、IVが高い局面ではプレミアムが厚く、売り手にとって魅力的に見えます。ただし、IVが高いのは“怖い材料がある”ケースが多く、単に高いから売ると踏まれます。
そこで使えるのがIVランク(またはIVパーセンタイル)という考え方です。これは「過去一定期間(例:1年)に対して、今のIVがどれくらい高い位置にあるか」を相対評価するものです。例えばIVランクが高い(上位20%など)なら“割高な保険料を売れている”可能性が高い一方、相場が荒れているので距離とサイズをより保守的にします。逆にIVランクが低い時は、クレジットが薄く、コストに負けやすいので見送る判断も合理的です。
また、オプションにはボラティリティ・スマイル/スキューがあり、特に株式は下方向(プット側)のIVが高くなりやすい傾向があります。ブル・プット・スプレッドで“下側の保険”を売る場合、プットのIVが高い局面はクレジットが増えやすい反面、実際に下げやすい局面でもあります。だからこそ、「高い保険料=高い事故確率」という当たり前を忘れず、ストライクを外側に逃がし、最大損失を小さく固定することが重要です。
権利行使・割当(アサインメント)の実務:初心者が混乱するポイントを整理
オプションを売ると「権利行使される可能性」があります。クレジットスプレッドは買い玉でヘッジされているため、理論上は最大損失が限定されますが、実務では次の点に注意が必要です。
①米国株オプションは原則アメリカン型で、満期前でも権利行使される可能性があります。特に配当落ち前後や、深いITM(本質的価値が大きい)になった時に起こりやすいです。
②アサインされると現物(またはショート株)のポジションが発生し、証拠金や金利、売買規制の影響を受けます。スプレッド全体では損失限定でも、短時間だけ口座の制約に引っかかるケースがあります。
③対策はシンプルで、(a) 深いITMになる前に撤退する、(b) 満期直前まで引っ張らない、(c) 配当やイベント前は建てない、の3つです。初心者ほど“勝っているのに面倒が起きる”を避けるため、手仕舞いを早めに寄せた方が安定します。
税金・取引コストの盲点:手数料より「スリッページ」が効く
クレジットスプレッドは1回の利益が小さくなりやすいので、取引コストの影響が相対的に大きくなります。手数料が安くても、板が薄いと約定価格が不利になり、理論上の期待値が崩れます。初心者は、「約定しやすい銘柄」「スプレッドが狭いチェーン」に寄せるだけで成績が改善しやすいです。
税務面は居住国・口座種別・商品によって扱いが変わるため一概には言えませんが、少なくとも「頻繁な売買=損益が細かく積み上がる」ため、損益管理の手間は増えます。最初から取引ログ(建玉、手仕舞い、手数料、建てた理由)を残しておくと、後で数字の検証と整理がラクになります。
最終チェックリスト(建てる前に5分で確認)
最後に、建てる前の確認項目を文章でまとめます。これを固定化すると、判断の品質が安定します。
・対象は流動性が高いか(板が薄くないか、出来高・建玉は十分か)
・直近に大イベント(決算、重要指標、金融政策)がないか
・満期は極端に短くないか(最初は20〜45日を中心に)
・売りストライクは“根拠ある外側”か(節目や直近高安の外)
・最大損失は口座ルール内か(1回で致命傷にならないか)
・利確と損切りの数値ルールは先に決めたか(建てた後に迷わないか)


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