信用評価損益率マイナス20%は大底サインか:追証売りと需給の読み方、失敗しない拾い方

株式投資
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【DMM FX】入金
  1. この記事で扱うテーマ:信用評価損益率(推定)の「マイナス20%」
  2. 信用評価損益率とは何か:まず「誰が苦しいのか」を把握する指標
  3. なぜ「−20%」が目安になりやすいのか:追証ラインの現実
  4. −20%だけで買うと危険:底サインが機能しない3つの典型
  5. 1)指数主導のレバレッジ解消が続いている(先物主導の全面安)
  6. 2)信用買い残が減らず、むしろ増えている(ナンピン地獄)
  7. 3)悪材料の種類が「長期化しやすい」(業績・資金繰り・規制)
  8. 「大底っぽさ」を上げるチェックリスト:−20%+αが必要
  9. 具体例で理解する:追証売りが「底」を作る典型シナリオ
  10. 逆に「底っぽく見えて底でない」失敗例:リバウンド狙いが焼かれるパターン
  11. 初心者でもできる「拾い方」:一発で当てにいかない設計
  12. ステップ1:まずは監視リスト入り(買わない)
  13. ステップ2:買うなら“初回は小さく”、条件付きで
  14. ステップ3:追加は“上で足す”(ナンピンしない)
  15. ステップ4:撤退ルールを先に決める(買った後に考えない)
  16. 実戦で使う「観測データ」:無料で揃う範囲でも十分
  17. 「追証売りの一巡」を板・歩み値で補強する(できる人向けの追加観察)
  18. 時間軸の選び方:デイトレとスイングで意味が変わる
  19. 利益の取り方:底狙いは「利確が遅いと消える」
  20. まとめ:−20%は「入口」。本当に見るべきは“投げの終わり方”
  21. よくある誤解:信用評価損益率は「週次の残高」と同じスピードでは動かない
  22. −20%の“質”を見分ける:同じ−20%でも中身が違う
  23. シグナルの精度を上げる合わせ技:評価損益率×地合い×需給
  24. 組み合わせA:評価損益率−20%+騰落率(値下がり優勢の限界)
  25. 組み合わせB:評価損益率−20%+日経平均先物の逆行高(先物が先に止まる)
  26. 組み合わせC:評価損益率−20%+“戻りの弱さ”で銘柄を選別する
  27. 落とし穴:評価損益率が改善しても安心できないケース
  28. 初心者がやりがちな「底狙い3連敗」を止めるルール
  29. 実務的なエントリー例:3つの型(保守・標準・攻め)
  30. 保守型:底固め確認後のブレイクで入る
  31. 標準型:投げの翌日、寄りの弱さを利用して小さく入る
  32. 攻め型:当日中に“吸収”を確認して逆張りする
  33. Q&A:初心者が気になるポイントを先に潰す
  34. 最後に:この指標は“買いの免罪符”ではなく“監視の合図”

この記事で扱うテーマ:信用評価損益率(推定)の「マイナス20%」

日本株を触っていると、急落局面でよく出てくる言葉が「信用評価損益率(推定)」です。とくに「−20%を割り込むと追証(おいしょう)売りが出て相場の底が近い」といった言い回しが多い。ですが、これを“万能の底サイン”として丸呑みすると、底抜けで致命傷になりやすい。

本記事は、信用評価損益率−20%の意味を、初心者でも判断できる形に分解し、どの条件が揃うと「大底っぽい」確度が上がるのか、逆に−20%でも買ってはいけない局面、そして拾うならどう拾うかを、具体例の形で徹底的に解説します。

信用評価損益率とは何か:まず「誰が苦しいのか」を把握する指標

信用評価損益率は、信用買い(レバレッジをかけた買いポジション)が、全体としてどれくらい含み益・含み損なのかを推定した指標です。証券会社や情報端末で表示される数値は推定手法が異なることがありますが、概念としては同じです。

ポイントはこれです。信用買いは、現物と違って「含み損が増えると強制退場が発生しやすい」。強制退場の代表が追証で、追証が出ると、資金を入れるか、ポジションを縮小する(=売る)必要が出ます。多くの参加者が同時に追証に追い込まれると、売りが売りを呼び、価格が“必要以上”に下がりやすい。これが、−20%が注目される理由です。

なぜ「−20%」が目安になりやすいのか:追証ラインの現実

追証が発生するかどうかは、証券会社のルール(委託保証金率、維持率、最低保証金など)と、個々人の建玉の取り方で変わります。ただ、現場感としては、信用買いは「含み損が一段乗った瞬間に行動を強いられる」ケースが多く、群集心理として−20%付近で“投げ”が増えやすい。

さらに悪い条件が重なると、損失が膨らんでいる人ほど、下げた日の引けや翌朝の寄りで投げやすい。なぜなら、追証はタイムリミットがあるからです。ここで重要なのは、−20%という数字そのものより、同時多発的に「期限のある売り」が出やすいゾーンとして見ることです。

−20%だけで買うと危険:底サインが機能しない3つの典型

結論から言うと、−20%は“底の候補”であって“底の確定”ではありません。次の3パターンでは、−20%を割っても下げ止まらないことが普通にあります。

1)指数主導のレバレッジ解消が続いている(先物主導の全面安)

先物やETF解消、CTA・リスクパリティのような機械的売りが主役のときは、個別の信用買いの投げより、指数主導のフローが強い。信用評価損益率が悪化しても、売りの主体が別なので、−20%は“通過点”になりやすいです。

見分け方はシンプルで、日経平均先物・TOPIX先物の値動きが主導しているか、寄りから引けまで指数の方向感が一貫しているか。加えて、売買代金が極端に膨らみ、セクターを選ばず崩れているなら、まだ「投げ切り」ではなく「強制的な整理の途中」の可能性が高い。

2)信用買い残が減らず、むしろ増えている(ナンピン地獄)

評価損益率が悪化しているのに信用買い残が減らない、あるいは増える局面は要注意です。これは、投げが出ていないのではなく、下で新規信用買いが増えて“損失が平均化”されている可能性があります。ナンピンが増えると、反発局面で戻り売りが厚くなり、上値が重くなりやすい。

さらに厄介なのは、買い残が減らないままもう一段下げると、次の追証波が来ることです。−20%を割ったから買う、ではなく、買い残が減り始める(投げが進む)のを確認する方が、期待値が上がります。

3)悪材料の種類が「長期化しやすい」(業績・資金繰り・規制)

ショック安には、短期で戻りやすいもの(イベント通過型)と、長期で効いてくるもの(ファンダメンタル劣化型)があります。後者は、信用勢が投げても、現物勢が買いにくいので底が固まりにくい。

初心者が見分けるなら、「来期の利益が消える」「財務が苦しい」「事業継続リスクが疑われる」といった、時間が味方しない材料が出ているかをチェックしてください。こういう局面では、評価損益率より、材料の解消見通しが重要です。

「大底っぽさ」を上げるチェックリスト:−20%+αが必要

では、どんな条件が揃うと、−20%が機能しやすいのか。私は次の“セット”で見ます。全部が揃う必要はありませんが、揃うほど期待値が上がります。

(A)信用買い残が減少に転じる:投げが進み、強制売りの燃料が減る。

(B)出来高が急増し、下ヒゲや大陽線が出る:投げを吸収する買いが入っている。

(C)指数が下げ止まり、先物が現物より先に反転する:フローの主因が収まっている。

(D)セクターの中で“強い銘柄”が残る:全面崩壊ではなく、選別相場へ戻る兆し。

(E)下げのニュースが出尽くし、翌日に追加の悪材料が出ない:材料の連鎖が止まる。

具体例で理解する:追証売りが「底」を作る典型シナリオ

ここでは、ありがちな値動きを、ストーリーで説明します(特定銘柄の推奨ではありません)。

たとえば、ある成長株が決算で失望し、2日で−18%下落。信用買いが多い銘柄だと、含み損が一気に広がり、3日目の朝に追証が発生しやすい。寄り付きで投げが集中し、寄りからさらに−7%落ちる。ここで出来高が前日比2倍以上に増え、安値圏で何度も反発する値動きが出る。引けにかけて下ヒゲをつけて戻し、終値は−2%程度まで戻る。

このとき重要なのは、下げた事実ではなく、投げが出た後に、吸収する主体が出ているかです。出来高増+下ヒゲは、強制売りが一巡し、買いが受け止めた可能性を示します。翌日、さらに悪材料が出ず、指数も落ち着くなら、底固めが進みやすい。

逆に「底っぽく見えて底でない」失敗例:リバウンド狙いが焼かれるパターン

失敗例も具体的に。ある小型株がSNSで人気化し、信用買いが膨らんだ状態で急落。評価損益率は−20%を割り、出来高も増えた。初心者は「投げが出た」と判断して買う。しかし翌日、寄りで小さく上げた後に崩れ、結局ストップ安近くまで落ちる。

何が違ったのか。典型は、「買いの主体が短期の回転資金だけ」だったケースです。下げを受け止めたように見えて、実態はリバウンド狙いの短期買いが入っただけ。翌日以降も信用買い残が減らず、むしろ増え、戻りで逃げたい人が積み上がる。すると上がらないどころか、反発が売り場になってしまう。

この失敗を避けるには、買う前に「翌日以降も買いが続く理由」を一つだけでも作ることです。材料でも、需給でも、指数でもいい。理由がない反発は、短期筋の餌になります。

初心者でもできる「拾い方」:一発で当てにいかない設計

底当ては難しい。だから手順で勝ちやすくします。私は、信用評価損益率−20%を使うとき、次のように“段階”を作ります。

ステップ1:まずは監視リスト入り(買わない)

評価損益率が−20%付近に来たら、すぐ買うのではなく、監視リストに入れるだけにします。見るのは「指数が止まるか」「出来高が増えるか」「信用買い残が減るか」。初心者が最初にやるべきは、行動ではなく観察です。

ステップ2:買うなら“初回は小さく”、条件付きで

条件の例を挙げます。「前日安値を割らずに引けが高い」「引けにかけて買いが強い」「翌日ギャップダウンしない」など、少なくとも一つは条件を置く。初回は資金の1/4〜1/5など小さくして、外れたときのダメージを限定します。

ステップ3:追加は“上で足す”(ナンピンしない)

初心者がやりがちな失敗が、下がったら買い増すナンピンです。これは、相場が底でないときに損失を増やします。代わりに、上で足す。たとえば、5日線を回復した、前日の高値を抜いた、VWAPを超えて維持した、など“反転が確認できた”ところで追加します。これなら、底でなくても撤退が速い。

ステップ4:撤退ルールを先に決める(買った後に考えない)

底狙いは、当たっても利幅が出るまで時間がかかることがあり、外れると一気に持っていかれます。だから撤退は機械的に。分かりやすいのは、「投げの安値を割ったら撤退」。あるいは「終値ベースで直近安値を割ったら撤退」でもいい。ルールを先に決めないと、含み損で判断が鈍ります。

実戦で使う「観測データ」:無料で揃う範囲でも十分

高機能な端末がなくても、次のデータは多くの証券サイトで見られます。

・信用買い残、信用売り残(週次でも可)
・出来高、売買代金、値幅(ATRの代替として)
・指数(日経平均、TOPIX)と先物の動き(ニュースとセット)
・セクター指数、業種別の強弱

ここでのコツは、細かい精度より、方向性を見ること。買い残が減り始めたか、出来高がピークをつけたか、指数が“悪化しなくなった”か。この3つだけでも、底の確度は上がります。

「追証売りの一巡」を板・歩み値で補強する(できる人向けの追加観察)

もし板や歩み値を見るなら、次の現象はヒントになります。

・安値更新のたびに大口の成行売りが出るが、すぐに買い戻される(吸収)
・特売りで寄った後、売り板が薄くなり、下への“抜け”が鈍る
・同じ価格帯で何度も大きな約定が出て、価格が下がりにくい

これは「投げが出た後に、拾う主体がいる」サインになり得ます。ただし板は見せ板などノイズも多いので、最終判断はローソク足と出来高で整合を取るのが安全です。

時間軸の選び方:デイトレとスイングで意味が変わる

信用評価損益率−20%は、基本的に“相場全体の痛み”を示す指標なので、デイトレよりスイングの方が相性が良いです。デイトレは、その日の需給と値幅が全てなので、指数が止まっていない限り、逆張りは難易度が上がります。

スイングなら、底固めの数日〜数週間を待てます。具体的には、−20%到達→出来高ピーク→買い残減少→移動平均回復、という流れを取りやすい。初心者は、まずスイングで“底の作られ方”を経験した方が再現性が出ます。

利益の取り方:底狙いは「利確が遅いと消える」

底で拾えたとしても、その後の反発は一直線ではありません。戻り売りが必ず出ます。だから利確も段階を作る。

例として、買値から+5%で1/3利確、+10%でさらに1/3、残りはトレンドが続く限り引っ張る、のように“利確の自動化”をします。底狙いはメンタルが揺れやすいので、利確を決めておくと崩れにくい。

まとめ:−20%は「入口」。本当に見るべきは“投げの終わり方”

信用評価損益率−20%は、追証売りが出やすいゾーンであり、底の候補を探すには役に立ちます。しかし、それだけで買うのは危険です。買い残の減少、出来高のピーク、指数の落ち着き、材料の出尽くし。こうした“投げの終わり方”をセットで見てください。

底を当てるのではなく、底が固まり始めたところで入る。小さく入り、上で足し、安値割れで撤退する。これが、初心者が「大底判定」を武器に変える、現実的な手順です。

よくある誤解:信用評価損益率は「週次の残高」と同じスピードでは動かない

初心者がつまずくのが、信用残高(買い残・売り残)が週次更新であるのに対し、評価損益率は日々更新され、しかも“推定”である点です。つまり、評価損益率が急に悪化しても、その瞬間に買い残が減っているとは限らない。むしろ、急落中はデータ上の買い残は据え置きに見え、実態の投げが見えにくいことすらあります。

このズレを埋めるために、私は「価格と出来高で投げを推定し、週次で残高確認して答え合わせ」をします。やることは単純で、急落日の出来高が平常時の1.5〜3倍になっているか、安値圏で下げが鈍る“吸収”があるかをまず観測する。週次で買い残が減っていれば、投げが実際に起きたと判断できます。

−20%の“質”を見分ける:同じ−20%でも中身が違う

評価損益率が−20%でも、相場の状況で意味が変わります。私は次の2種類に分けて扱います。

タイプ1:短期間で−20%に到達(急落型)
急落型は、追証売りが一気に出やすく、底が作られるスピードも速いことがあります。急落後に出来高がピークをつけ、下ヒゲが出るなら、底固めが早い可能性がある。

タイプ2:じわじわ下げて−20%(慢性型)
慢性型は、下げが長引くことで参加者の体力が削られ、戻り売りが分厚くなりやすい。さらに、材料が長期化していることが多い。−20%に到達しても「まだ売り切れていない」ことが多いので、反発を取りにいくなら短期で割り切る必要があります。

初心者は、タイプ1(急落型)から経験した方が勝ちやすいです。急落型は、投げのピークが分かりやすいからです。

シグナルの精度を上げる合わせ技:評価損益率×地合い×需給

−20%を“トリガー”にするなら、合わせ技で精度を上げてください。ここでは、初心者が再現しやすい組み合わせを3つ紹介します。

組み合わせA:評価損益率−20%+騰落率(値下がり優勢の限界)

市場全体が崩れているときは、値下がり銘柄が圧倒的に増えます。大底に近づくと、同じように悪いニュースでも、値下がり数が増えなくなったり、下げの勢いが弱まったりします。これが“悪材料耐性”です。

具体的には、「指数は安値更新したのに、値下がり銘柄数は前回より少ない」「寄りは弱いのに、引けにかけて戻す銘柄が増える」など。こういう局面で評価損益率が−20%なら、投げが一巡している可能性が上がります。

組み合わせB:評価損益率−20%+日経平均先物の逆行高(先物が先に止まる)

全面安の終盤では、先物が現物より先に反転することがあります。先物はフローがダイレクトなので、売りが止まった瞬間が出やすい。たとえば、現物が安値圏なのに先物が底堅い、あるいは先物が高値を切り上げ始めるなら、指数主導の売りが収束しつつあるサインになり得ます。

ここで評価損益率が−20%なら、「信用勢が苦しい」+「指数フローが止まり始めた」が重なり、反発の期待値が上がります。

組み合わせC:評価損益率−20%+“戻りの弱さ”で銘柄を選別する

底打ち局面では、全部が同じように戻るわけではありません。むしろ、戻りで弱い銘柄は、まだ需給が重い可能性が高い。初心者は「下げた銘柄ほど戻る」と思いがちですが、実際は逆です。戻りで弱い=売りたい人が多い=上値が重い、ということが多い。

そこで、候補は「下げ局面でも相対的に強かった銘柄」や「反発初動で出来高を伴って戻す銘柄」に絞る。評価損益率で“市場の痛み”を把握し、銘柄選びは“強いものだけ”にする。これが実務的に勝ちやすい組み合わせです。

落とし穴:評価損益率が改善しても安心できないケース

評価損益率が−20%から−15%に改善した。だから安全、ではありません。改善の理由が「株価が戻った」のか、「下で信用買いが増えて平均取得単価が下がった」のかで意味が真逆です。

前者は良い改善ですが、後者は危険です。後者は“損失が薄まったように見えるだけ”で、実態は買いが積み上がり、次の下げで追証が増える構造になります。週次で買い残が増えているなら、評価損益率の改善はむしろ警戒材料です。

初心者がやりがちな「底狙い3連敗」を止めるルール

底狙いで負けが続く人には、共通パターンがあります。これを止めるだけで生存率が上がります。

連敗パターン1:下がった事実だけで買う
対策:買う前に“翌日以降も買いが続く理由”を1つ用意する(指数、需給、材料のどれか)。

連敗パターン2:ナンピンで平均単価を下げる
対策:追加は上で。下で買い増しは原則禁止。例外を作るなら、指数の明確な反転+出来高ピーク+買い残減少が揃ったときだけ。

連敗パターン3:損切りを“希望”で先延ばしする
対策:安値割れ撤退を固定。撤退後に上がっても気にしない。底狙いは“外したらすぐ戻れる”ことが強みです。

実務的なエントリー例:3つの型(保守・標準・攻め)

ここからは、実際にどう入るかを型で示します。自分の性格に合わせて選ぶとブレません。

保守型:底固め確認後のブレイクで入る

・評価損益率:−20%付近(監視開始)
・条件:出来高ピーク後、5日線回復、前日高値ブレイク
・狙い:底当ては捨て、反転の初動〜中盤だけ取る
・損切り:5日線再割れ、または直近安値割れ

勝率が上がりやすい代わりに、値幅の序盤は取り逃します。初心者はまずこれで十分です。

標準型:投げの翌日、寄りの弱さを利用して小さく入る

・評価損益率:−20%割れ+急落型
・条件:前日がセリングクライマックスっぽい(出来高急増+下ヒゲ)
・入り方:翌朝の寄り付きが弱いなら小さく、引けが強いなら追加(上で足す)
・損切り:前日安値割れ

寄りで買うのではなく、寄りの弱さを観察してから入るのがコツです。寄りで飛びつくと、戻り売りに捕まります。

攻め型:当日中に“吸収”を確認して逆張りする

・評価損益率:−20%割れ
・条件:安値更新しても下がらない、板が薄くなる、歩み値で吸収が見える
・入り方:VWAP回復や直近の小さな高値更新で入る(下で買わない)
・損切り:吸収が崩れた瞬間(再び成行売りが連発して価格が抜ける)

攻め型は難易度が高いので、初心者は最初から狙わない方がいい。やるなら、ロットを極小にして練習してください。

Q&A:初心者が気になるポイントを先に潰す

Q:評価損益率が見られない証券会社もある。どうする?
A:代替は「指数の下げ幅」「出来高の急増」「信用残の週次変化」です。最初はこれだけで十分。評価損益率は便利ですが必須ではありません。

Q:−20%より−25%や−30%の方が強いサイン?
A:極端に悪化すると投げの圧力は増えますが、その分“相場が壊れている”可能性も上がります。重要なのは深さより、投げが一巡する兆候(出来高ピーク、下げの鈍化、指数の落ち着き)です。

Q:個別銘柄の底狙いが怖い。どうすれば?
A:指数や大型株から始めるのが無難です。個別は材料リスクが大きい。最初は「指数が止まった後の強い銘柄」を選ぶ方が事故が減ります。

最後に:この指標は“買いの免罪符”ではなく“監視の合図”

信用評価損益率−20%は、苦しい参加者が増えたサインであり、追証売りが出やすい土俵が整ったという意味です。しかし、買いの許可証ではありません。観察→小さく試す→上で足す→安値割れで撤退。この順番を守るだけで、底狙いはギャンブルから戦略に変わります。

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