セルインメイの真実:季節性アノマリーを「検証→運用」するための実践プロセス

投資戦略
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  1. セルインメイとは何か:まず「格言」を分解する
  2. なぜ季節性が生まれるのか:初心者でも理解できる3つの要因
    1. 1. 夏枯れ:流動性低下で値動きが歪む
    2. 2. ファンドの行動パターン:リバランスと利益確定
    3. 3. マクロイベント集中:夏〜秋は「荒れやすい」材料が多い
  3. セルインメイを使う前に知っておくべき「落とし穴」
    1. 落とし穴A:5月に売れば必ず下がると思い込む
    2. 落とし穴B:対象市場を混ぜる(日本株と米国株を同じ扱いにする)
    3. 落とし穴C:検証せずにETFや個別株を売買する
  4. 初心者向け:セルインメイを「ルール」に落とす3つの型
    1. 型1:完全撤退型(5月に売って現金化)
    2. 型2:リスク低減型(保有は続けるが比率を落とす)
    3. 型3:ヘッジ型(売らずに守る:先物・インバース・オプション)
  5. 具体例:日本株(TOPIX連動ETF)で「完全撤退型」を作る
    1. エントリー(買い)条件:11月初営業日に買う
    2. エグジット(売り)条件:5月初営業日に売る
    3. リスク管理:最大ドローダウンを想定して資金配分を決める
  6. 具体例:米国株(S&P500 ETF)で「リスク低減型」を作る
    1. ルール案:4月末に株式比率を70%へ、10月末に100%へ戻す
    2. なぜ70%なのか:数字は「検証で決める」
  7. 検証(バックテスト)のやり方:初心者でもできる最低限の枠組み
    1. 1. 期間:最低でも10年以上、できれば20年以上
    2. 2. 対象:指数(TOPIX、S&P500)を優先する
    3. 3. 成績の見方:平均リターンだけ見ない
  8. オリジナリティ:セルインメイを「単独」で使わない—二段階フィルターで精度を上げる
    1. フィルター1:トレンド(200日移動平均)で「地合い」を判定する
    2. フィルター2:ボラティリティ(VIXや日経VI)の方向で「危険度」を測る
  9. 売買執行のコツ:初心者が損しやすいポイントを避ける
    1. 寄付き成行を乱用しない
    2. 売買回数を増やしすぎない
    3. 税金と配当の扱いを理解する
  10. ありがちな失敗パターンと対策:初心者の「やらかし」を潰す
    1. 失敗1:5月に売ったのに上がり続けて、悔しくて高値で買い直す
    2. 失敗2:11月に買い戻すのが怖くて先延ばしし、乗り遅れる
    3. 失敗3:セルインメイを個別株に当てはめて、決算で吹き飛ぶ
  11. 運用の型を「自分仕様」にするチェックリスト
  12. まとめ:セルインメイは「相場予想」ではなく「運用設計」の道具
  13. もう少し踏み込む:セルインメイが効きやすい局面・効きにくい局面
    1. 効きやすい:金融引き締め・景気減速・信用収縮が同時に進む局面
    2. 効きにくい:金融緩和・大型財政・強いトレンドが支配する局面
  14. 初心者向けミニバックテスト:スプレッドシートで検証する手順
    1. 手順1:指数の月次終値を用意する
    2. 手順2:11月末→4月末のリターンと、5月末→10月末のリターンを分けて計算する
    3. 手順3:売買コストを「ざっくり」引く
  15. 現金の置き場:セルインメイの「待機期間」を無駄にしない
  16. 最後の注意:アノマリーは「市場に知られた瞬間から劣化する」

セルインメイとは何か:まず「格言」を分解する

「Sell in May and go away(5月に売って、しばらく市場から離れろ)」は、株式市場の季節性(シーズナリティ)を示す代表的なアノマリーです。ざっくり言うと、5月〜10月は相対的に弱く、11月〜4月は相対的に強い、という言い伝えです。

ただし、ここで最初に押さえるべきポイントは、セルインメイは「魔法の必勝法」ではなく、平均値ベースの傾向にすぎないことです。平均が高い(低い)ことと、毎年必ず上がる(下がる)ことは別物です。よって投資で使うなら、格言をそのまま信じるのではなく、検証し、ルールにし、リスクを管理するという順番が必須です。

なぜ季節性が生まれるのか:初心者でも理解できる3つの要因

季節性は「市場参加者の都合」が集まって出来上がります。セルインメイの背景としてよく挙げられる要因は次の3つです。

1. 夏枯れ:流動性低下で値動きが歪む

欧米では夏季休暇の影響で取引参加者が減り、売買代金が細る(=流動性が落ちる)傾向があります。流動性が落ちると、同じニュースでも価格が飛びやすく、また大口の売買が価格に与える影響が大きくなります。結果として、上昇トレンドが継続しづらい、あるいは小さな悪材料で崩れやすい局面が増えます。

2. ファンドの行動パターン:リバランスと利益確定

機関投資家やファンドには、運用上の都合でポジションを調整するタイミングが存在します。例えば、年度初からの上昇で含み益が膨らんだ銘柄をいったん落とし、リスクを下げる、などです。個別の理由はファンドごとに違っても、似たタイミングで似た行動が重なると、指数として見たときに季節性が強化されます。

3. マクロイベント集中:夏〜秋は「荒れやすい」材料が多い

米国では9月の金融政策イベントや、秋口の債務上限・予算協議など、相場を揺らしやすい材料が出やすい年もあります。毎年必ず同じではありませんが、「不確実性が高い時期」にリスクを落とす行動は、結果としてセルインメイのパターンと整合します。

セルインメイを使う前に知っておくべき「落とし穴」

セルインメイは有名な分、誤用が多いテーマです。初心者がつまずきやすい落とし穴を先に潰します。

落とし穴A:5月に売れば必ず下がると思い込む

実際には、5月〜10月でも大きく上がる年はあります。例えば、強い金融緩和や景気回復が進む局面では、季節性よりトレンドが勝ちます。セルインメイは「相場観」ではなく、ポジションサイズとリスク配分の調整ルールとして使う方が合理的です。

落とし穴B:対象市場を混ぜる(日本株と米国株を同じ扱いにする)

セルインメイは欧米で語られることが多い格言です。日本株にも季節性はありますが、配当・決算シーズン、機関投資家の決算期、為替の影響などが絡み、米国と完全に同じにはなりません。使うなら「自分が取引する市場」で検証が必要です。

落とし穴C:検証せずにETFや個別株を売買する

アノマリーは、手数料・税金・スリッページ(想定より不利な価格約定)を差し引くと消えることがあります。特に短期売買ほどコストの影響は大きいです。よって「格言を聞いたから売る」ではなく、コスト込みで勝ち残るルールに落とす必要があります。

初心者向け:セルインメイを「ルール」に落とす3つの型

ここからが実践です。セルインメイは大きく3つの型に整理できます。あなたの性格(メンタル耐性)と売買環境(取引コスト)で選びます。

型1:完全撤退型(5月に売って現金化)

最も分かりやすいのが「5月に株式を売り、11月に買い戻す」方法です。メリットは、夏〜秋の下落局面を避けられる可能性があること。デメリットは、上昇相場に乗れない年があることと、買い戻しが怖くて遅れる心理的ハードルです。

初心者がこの型をやるなら、個別株ではなく指数連動(例:TOPIX連動、S&P500連動)の方が管理しやすいです。個別株は決算や材料で「季節性を無視して動く」からです。

型2:リスク低減型(保有は続けるが比率を落とす)

現金化まで踏み切れない場合は、株式比率を段階的に落とします。例えば「株100%→株60%+現金40%」のように、夏場のボラティリティを受けても致命傷にならない設計にします。これはセルインメイをリスク管理のトリガーとして使う方法です。

型3:ヘッジ型(売らずに守る:先物・インバース・オプション)

中上級者向けですが、売らずに守る方法もあります。例えば指数先物をショートしてベータを落とす、インバースETFを小さく持つ、プットオプションで保険をかける、などです。ただし初心者がいきなりやると、コストと複雑さで失敗しやすいので、まずは型2までで十分です。

具体例:日本株(TOPIX連動ETF)で「完全撤退型」を作る

ここでは実務(=実際の手順)として、TOPIX連動ETFを例に、ルールを文章で具体化します。目的は「検証可能で、迷いが減る」ルールにすることです。

エントリー(買い)条件:11月初営業日に買う

「11月に買う」と曖昧にすると、迷いが生まれます。そこで、11月の初営業日の寄付きなど、機械的に決めます。寄付きが苦手なら当日終値でも構いません。重要なのは、ルールを固定して検証できる状態にすることです。

エグジット(売り)条件:5月初営業日に売る

同様に、5月の初営業日で固定します。「5月のどこかで高いところで売る」は裁量が入り、検証が難しくなります。初心者はまず、曖昧さを排除してください。

リスク管理:最大ドローダウンを想定して資金配分を決める

セルインメイのルールは「いつも勝つ」前提では作れません。想定外の年(5月〜10月が強い年、11月〜4月が弱い年)に耐える必要があります。そこで、過去データで最大ドローダウン(ピークからの最大下落率)を把握し、その下落に耐えられるポジションサイズにします。

例えば最大ドローダウンが-20%だったなら、「-20%になっても生活費や必要資金に影響しない金額」しか入れない、という設計です。これが守れないと、ルールが機能する前にメンタルが折れて撤退します。

具体例:米国株(S&P500 ETF)で「リスク低減型」を作る

次は米国株の例です。完全撤退が難しい人向けに、株式比率を落とすルールを作ります。

ルール案:4月末に株式比率を70%へ、10月末に100%へ戻す

例えば、積立や長期保有を前提にしている場合、完全撤退は心理的に難しいことがあります。そこで、4月末に株式を一部売却して現金比率を上げ、10月末に戻します。4月末・10月末と月末に固定するのは、タイミングの迷いを排除するためです。

なぜ70%なのか:数字は「検証で決める」

70%は例にすぎません。大事なのは、株式比率をどれだけ落とすと、リスク(下落幅)とリターン(取り逃がし)のバランスが良いかです。初心者が陥りがちなのは、気分で比率を決めることです。検証の考え方はシンプルで、複数パターン(100%, 80%, 60%…)を試し、最悪ケースの下落平均リターンを比較して、自分の許容範囲に合うものを選びます。

検証(バックテスト)のやり方:初心者でもできる最低限の枠組み

難しい統計は不要です。ただし「自分で確かめた」という事実が、運用継続の武器になります。最低限、次の項目を押さえます。

1. 期間:最低でも10年以上、できれば20年以上

アノマリーは期間が短いとブレます。最低でも10年、できれば20年以上で見ます。短期で当たっているだけなら、運が良かった可能性が高いからです。

2. 対象:指数(TOPIX、S&P500)を優先する

個別株だと、上場廃止や構成の変化が入って検証が歪みます。初心者はまず指数で検証し、再現性を重視してください。

3. 成績の見方:平均リターンだけ見ない

平均が良くても、途中の下落が深いと運用できません。必ず次の3つを見ます。

  • 最大ドローダウン:精神的に耐えられるか
  • 勝率(年単位):連敗がどれくらい起こるか
  • ボラティリティ:日々の揺れの大きさ

ポイントは「運用可能性」です。投資は、理論より継続が勝ちます。

オリジナリティ:セルインメイを「単独」で使わない—二段階フィルターで精度を上げる

ここから一歩踏み込みます。セルインメイは有名すぎるため、単独で使うとダマシ(機能しない年)を踏みやすい。そこで初心者でも扱える形で、二段階フィルターを提案します。難しい指標は使いません。

フィルター1:トレンド(200日移動平均)で「地合い」を判定する

やることは単純です。指数が200日移動平均の上にあるなら上昇基調、下にあるなら弱気とみなします。セルインメイの売りを機械的に行うのではなく、弱気地合いのときだけセルインメイを強く適用します。

例:5月初営業日、S&P500が200日移動平均より上なら「完全撤退はせず、比率を少し落とす」に留める。下なら「撤退を強める」。こうすると、強い上昇相場で早売りして取り逃がすリスクを減らせます。

フィルター2:ボラティリティ(VIXや日経VI)の方向で「危険度」を測る

もう一つは恐怖指数の方向です。水準そのものより、上向きかどうかが実務的に効きます。VIX(日経なら日経平均ボラティリティ・インデックス等)が上向きのときは、リスクオフが進みやすく、夏枯れと相まって下方向に加速しやすい。

例:5月に入り、VIXが数週間かけて切り上がっているなら、セルインメイの「リスク低減」をより強める。逆にVIXが低下基調なら、過剰に守りすぎない。初心者でも「上がっているか下がっているか」は見られます。

売買執行のコツ:初心者が損しやすいポイントを避ける

戦略の良し悪し以前に、執行で負けることが多いです。セルインメイで特に効く注意点をまとめます。

寄付き成行を乱用しない

「初営業日の寄付きで売買」と決めても、必ずしも成行が最適ではありません。寄付きは注文が集中し、スプレッドが広がることがあります。初心者は、成行ではなく「指値を置く」「前日の終値近辺で指値」など、スリッページ対策を意識すると成績が安定します。

売買回数を増やしすぎない

セルインメイは本来、年2回程度の売買で完結する発想です。途中で何度も出たり入ったりすると、コストが増え、ルールが崩れます。まずは「年2回」のシンプルさを守ってください。

税金と配当の扱いを理解する

現金化すると配当を逃す可能性があります。逆に保有を続けると配当が入りますが、下落も食らいます。日本株なら配当権利確定のタイミング、米国ETFなら分配の頻度などが絡むため、分配込みリターンで比較する視点が重要です。

ありがちな失敗パターンと対策:初心者の「やらかし」を潰す

失敗1:5月に売ったのに上がり続けて、悔しくて高値で買い直す

これは最悪のパターンです。セルインメイの弱点(上昇相場の取り逃がし)に心理が耐えられず、結局高値掴みします。対策は、撤退ではなく「比率調整」にするか、前述のトレンドフィルターで「強い相場では守りすぎない」設計にすることです。

失敗2:11月に買い戻すのが怖くて先延ばしし、乗り遅れる

下落局面の後は、買い戻しが怖くなります。だからこそルールが必要です。「怖いから買わない」を続けると、11月〜4月の上昇を逃し、セルインメイの優位性が消えます。対策は、買い戻しを「日付で固定」し、裁量の余地を減らすことです。

失敗3:セルインメイを個別株に当てはめて、決算で吹き飛ぶ

個別株は決算や材料で季節性を無視して動きます。セルインメイを個別株でやるなら、イベント(決算、増資、当局規制)を必ずチェックし、想定外のギャップに備える必要があります。初心者は、まず指数で経験を積むのが合理的です。

運用の型を「自分仕様」にするチェックリスト

最後に、あなたが実際にセルインメイを運用する前に、最低限の確認項目を提示します。ここが固まると、迷いが激減します。

  • 対象は何か(TOPIX、日経平均、S&P500、全世界株など)
  • 売る日・買う日を固定したか(例:5月初営業日・11月初営業日)
  • 完全撤退か、比率調整か(自分のメンタルと目的に合うか)
  • 最大ドローダウンを見て、資金配分は過大でないか
  • トレンドフィルター(200日線)を入れるかどうか
  • 手数料・スリッページ・税金・分配を含めて検証したか

セルインメイは、単体で「当てにいく」ほど不安定です。しかし、リスク管理の装置として使うと、初心者でも再現性のある形にできます。重要なのは、格言を信じることではなく、自分のルールとして検証し、運用できる形に落とすことです。

まとめ:セルインメイは「相場予想」ではなく「運用設計」の道具

セルインメイは、未来を当てるための言葉ではありません。季節性という統計的傾向を、資金管理に落とし込むためのヒントです。初心者ほど、ルールをシンプルにし、指数で始め、検証を前提にする。この順番を守れば、アノマリーは「噂話」ではなく、あなたの投資プロセスを整える道具になります。

もう少し踏み込む:セルインメイが効きやすい局面・効きにくい局面

同じ「5月〜10月」でも、相場環境によって効き方が変わります。ここを理解すると、セルインメイを信仰せずに済みます。

効きやすい:金融引き締め・景気減速・信用収縮が同時に進む局面

金利上昇や与信の引き締めは、株式のバリュエーション(PERなど)を圧縮しやすい要因です。このとき夏枯れの流動性低下が重なると、下げが加速しやすくなります。初心者は難しい指標を追わなくても、「金利が上がっている」「中央銀行がタカ派」「企業の資金繰り不安が話題」といったニュースフローだけで、警戒すべき地合いを把握できます。

効きにくい:金融緩和・大型財政・強いトレンドが支配する局面

一方で、強い追い風があるときは季節性が負けます。たとえば利下げ局面の初期や、明確な景気回復局面では、5月以降でも上昇が続くことがあります。このときセルインメイで完全撤退すると、上昇の主波動を取り逃がすリスクが増えます。だからこそ前述のトレンドフィルターが実務的に役立ちます。

初心者向けミニバックテスト:スプレッドシートで検証する手順

「検証が大事」と言われても、いきなりプログラムはハードルが高いはずです。そこで、スプレッドシートでできる最小手順を示します。目的は、完璧な統計ではなく、ルールが本当に動くかを自分の目で確かめることです。

手順1:指数の月次終値を用意する

まず、TOPIXやS&P500など、あなたが対象にする指数の月次データ(各月末の終値)を用意します。日次より粗いですが、セルインメイの検証には十分役立ちます。

手順2:11月末→4月末のリターンと、5月末→10月末のリターンを分けて計算する

次に、期間を2つに分けます。11月末から4月末までのリターン、5月末から10月末までのリターンです。これを年ごとに計算し、平均・中央値・最悪値(ワースト)を比較します。ここで中央値を見るのは、極端な年に平均が引っ張られるのを避けるためです。

手順3:売買コストを「ざっくり」引く

最後に、売買コストを差し引きます。ETFなら手数料とスプレッドを合わせて往復で何bp(0.01%単位)か、概算で入れます。ここでプラスが残るなら、次の段階(より精密な検証)に進む価値があります。

現金の置き場:セルインメイの「待機期間」を無駄にしない

完全撤退型や比率調整型では、現金比率が増える期間ができます。ここを完全に寝かせると機会損失になりますが、リスクを取りすぎても本末転倒です。初心者が現実的に選びやすい置き場は次の3つです。

(1)短期国債・MMF等:価格変動を抑えつつ利回りを確保しやすい。

(2)短期債ETF:流動性が高く、売買しやすい。

(3)段階的に再投入する現金:10月末〜11月初に一括で戻すのが怖いなら、数回に分けて戻す(ただしルールは固定する)。

最後の注意:アノマリーは「市場に知られた瞬間から劣化する」

セルインメイは有名すぎるため、将来も同じ形で効く保証はありません。だからこそ、あなたがやるべきことは「信じる」ではなく、定期的に検証し直し、必要ならルールを更新することです。例えば、過去20年で優位性があったとしても、直近5年で崩れているなら、運用比率を落とす、フィルターを強める、あるいは撤退する判断も合理的です。

投資は、ルールを作って終わりではありません。検証→運用→振り返り→改善、このループを回した人から勝ち残ります。

p-nuts

お金稼ぎの現場で役立つ「投資の地図」を描くブログを運営しているサラリーマン兼業個人投資家の”p-nuts”と申します。株式・FX・暗号資産からデリバティブやオルタナティブ投資まで、複雑な理論をわかりやすく噛み砕き、再現性のある戦略と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ実践できること、そして迷った投資家が次の一歩を踏み出せることを大切にしています。

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